会見の中で「結婚3年目ぐらいででしたでしょうか。船越(英一郎=55)と川島(なお美=享年54)さんが人生のあるひとときを共に歩んだことがありました」と、夫の船越が松居との結婚の前に、川島さんが交際していたことを暴露したのだ。
この会見は、川島さんの葬儀から5日目のこと。率直な発言が視聴者に受けて、テレビのバラエティー番組などでコメンテーターを務めることが多い松居なので、マスコミにリップサービスする気持ちで言ったことなのかもしれない。しかし、女優生活を全うした妻の壮絶な死に立ち会い、悲しみの中で気丈に葬儀を取り仕切った鎧塚俊彦氏の気持ちに配慮が足らなかった。
当然、ネット上では「なぜ? いま言う事?」という批判の声が多く挙がった。だがこの発言は、記者の質問に答えた形だったため、「松居らしいといえば松居らしい」という声も聞こえてきた。松居も、事前にその質問を想定しており、複数の関係者に「答えたくない質問だけど、もし、聞かれたら答えないわけにはいかないわよね」と、話していたことが明らかになったのだ。
「松居さんは、川島さんのことを嫌っていました。川島さんのことで夫婦で喧嘩になったこともあったぐらいですから。会見で、船越さんが『川島さんは人の悪口を言わない素晴らしい人』と言っていたと話していましたが、夫婦の会話に川島さんが出てくることは、まずない。出て来たときは喧嘩ですから」(松居を知る関係者)
船越と松居が結婚したのは2001年。04年に、船越さんが腰のヘルニアで入院したあたりから夫婦の不協和音が聞こえるようになった。結果、11年には船越が家を追い出される形で別居が始まっている。
最近は少しだけヨリが戻り、船越は自宅と別居しているマンションを行き来している生活を続けている。自宅に帰ることができるかどうかは、松居の感情次第だそうだ。しかし、相変わらず自分の食事と洗濯は船越が担当しているという。
「船越は、松居の発言に対して情けないと思っています。結婚に反対した父親の英二さん(享年85)が生きていたらと考えると、もっと気の毒です。『私が反対した通り、やっぱり』と思うでしょうから。お父さんが結婚して欲しいと思っていた女優さんは、いまでは2時間ドラマの女王。お父さんのいう事を聞いていれば、船越はもっと楽しい人生だったはずです。一つだけ松居と結婚していいことがあったとすれば、松居の子供と本当の親子のようになれたこと。松居の息子も、母親の生き方に呆れているようだから」(船越の友人)
リップサービスは“開運”に結びつかない発言だったようだ。