男女の出会いにおいて、次に繋げる基本的な行動といえば、連絡先を聞くことですよね。もしタイプの人に出会っても、相手と連絡が取れなければ、それっきりになってしまう可能性が高い。ですがその行動も、友達の紹介や合コンならば難しくありませんが、もし街で好みの異性を見かけた場合だと、思いきって声をかけるという人は少数だと思います。それにいきなり話しかけられて、連絡先を教えるという人も少ないでしょう。
しかし1年に1度、誰もが気軽に連絡先を交換できる日があります。それがハロウィンです。今やハロウィンは、日本で完全に定着したイベントとなり、経済効果はバレンタインを超えたと言われています。そんなハロウィンがもっとも盛りあがる場所といえば渋谷ですよね。毎年大勢の人が仮装をして、スクランブル交差点やセンター街を練り歩く様子が、メディアで伝えられています。また参加者は若い女性も多いため、出会いのために仮装して繰り出す男性もいることでしょう。
しかし仮装することに抵抗がある人や、騒ぎに便乗したくない人は、あまりハロウィンに乗り気ではないかもしれません。実は僕もその1人でした。しかしそういう人間にオススメなのが、仮装せずにカメラマン側に回ることです。
ハロウィンが盛り上がっている場所では、一眼レフ、またはスマホでもいいので手に持ち「写真を撮らせて」といえば、イベントの開放感も相まってまず断られることはありません。彼女たちは仮装姿をSNSに載せたくてウズウズしているので、歓迎されるでしょう。そして撮影後は「写真を送るからLINE交換しよう」と言えば、驚くほど簡単に異性と連絡先が交換できてしまうのです。なので、その日にターゲットを落とそうとは思わず、まずは色々な異性と連絡先交換だけに力を入れること。
あとは1人ずつダメもとで連絡して、食事や飲みなどに誘いましょう。意外と出会いに飢えている女性もいて、スムーズにやり取り出来る場合もあります。もちろん落とせるかどうかは本人次第。それでも普通に生活を送るよりは、出会いの幅は広がりますし、異性の知り合いができるだけで、次に繋がる可能性もあります。というわけで、出会いを求める人は1年に1度のビッグイベントを逃さないようにしましょう。
(取材/構成・篠田エレナ)
写真・kevin dooley