大竹まこと 大橋巨泉さん追悼 最後のラジオ共演で握手

　タレント・大橋巨泉さんの訃報をうけて、タレントの大竹まことが20日、自身がパーソナリティーを務める文化放送「大竹まこと ゴールデンラジオ！」で、大橋さんを偲び、生前の思い出を語った。

　大橋さんは同番組がスタートした2007年から半年に1度ゲスト出演するなど同番組とも関わりが深かった。最後に出演したのは2015年10月23日。

　大竹は番組冒頭に「大橋巨泉さんが旅立たれたと、謹んでご冥福をお祈りします」と追悼の意を表した。

　そして、大橋さんとの思い出について「巨泉さんはね、腹割って話すと、一時期うっとおしかったよね。番組改編の度に出てくる風物詩のようになってて、『また巨泉さん来るの？』みたいに言ってたんだけど、巨泉さんは『大竹出てやるんだよ、お前』みたいに言われて」と語った。

　また、「この番組の最後のご出演になった時、別れ際に、いつもはそんなことしないんだけど、『大竹』って握手してくれたの。『おかしいなー、普段はそんなことしないのになー』と思ったんだけど。『…やれよー、お前』とおっしゃっていただいいて、何をやれよと言っていたか覚えていないんだけど、『はーい』とお返事したのが最後。みんな最後までご発言されて。永さんもそうだけど、皆、ぎりぎりまで仕事されて。さっと逝くというかね、そういうイメージあるね」と振り返った。