初回(7月7日)=19.4%(数字は以下、すべて関東地区)でスタートした同ドラマは、第2話(14日)=21.8%、第3話(28日)=22.9%、第4話(8月4日)=27.6%、第5話(11日)=29.0%と回を重ねるごとに、右肩上がりに上昇を続けている。
そんななか、18日は「世界陸上」のため、放送を休止したが、同ドラマが放送される時間帯の午後9時〜10時15分の視聴率は13.0%で、前週の半分以下だった。同時間帯では、男女の400メートルリレーなどが放送された。
他局では、前週、同ドラマの割りを大きく食った日本テレビ系「行列のできる法律相談所」(日曜日午後9時〜)が前週の9.9%から、17.3%と大きくアップし、「倍返し」まではいかなかったが、TBSに快勝。
同時間帯で、ふだん10%前後しか挙げていないテレビ朝日系は、「日曜洋画劇場」枠で、高倉健主演の「あなたへ」を地上波初放送し、14.4%をマーク。前週の「HOME 愛しの座敷わらし」(水谷豊主演)の11.1%より、3.3ポイント上げて、こちらもTBSを上回った。
本来なら、他局に大勝しているはずの時間帯で、惨敗を喫したTBS。編成上の事情はあるかもしれないが、放送時間を変えて「半沢直樹」を放送するなり、一部の競技を録画中継するなどの工夫で、「半沢直樹」を放送する選択肢はなかったのか疑問が残る。
その「世界陸上」だが、17日午後8時30分〜10時40分に放送された男子マラソンは、人気者の川内優輝の出場もあって、23.1%の高視聴率で、今大会の最高の数字を示した。
また、NHK大河ドラマ「八重の桜」(綾瀬はるか主演/日曜日午後8時〜)第33話(18日)は15.9%で、2週ぶりに15%超えを果たした。
(坂本太郎)