オープニングで「芸能界ちょっと荒れておりますけれども…」と切り出した岡村。「前に週刊誌にちょっと載ってまして、それ読んでましたけども、それがまさかこうなるとは…」と驚愕していた。週刊誌で報じていたのは2013年8月8日号の「週刊文春」で、「シャブ&飛鳥の衝撃 飛鳥涼は『覚せい剤吸引ビデオ』で暴力団に脅されていた!」と衝撃的なタイトルだった。
岡村はASKA逮捕に残念がっていたが、「ちょっと、こういう言い方したらよくないけど、創作活動で行き詰まってクスリやりましたっていうのも、ちょっと卑怯やんな」とチクリ。以前、「笑っていいとも!」の「テレフォンショッキング」に出演した際にASKAは、「もう、だいぶ楽曲も作ってきたでしょ。テーマが食い合わないようにっていうのをスゴい気にしてて…。(曲が)できない時は、できない」と苦悩を明かしていた。
岡村の発言に相方の矢部浩之も「アーティストの方でよく言われますね」と相槌を入れると、「それは絶対あかんわ。そんなもん何にもカッコ良くないで。いつも行き詰まってるっちゅうねん。お笑いなんか。スベりながら吠えて帰って、もうリセットするしかないんやから」とヒートアップ。
さらに岡村は「芸人でやってたらもう終わりやもん。ずっとクスリでおもろかったって思われて、それでクスリ止めて出てきても、絶対おもろなくなったって言われるからね」と語っていた。
現在、ASKA容疑者は警察の取り調べに対してアンナカを使用していたと供述しており、CHAGE&ASKAのコンサートツアードクターの平石医師も、4〜5年前から作曲に集中できるように、アンナカを処方していたと明かしている。
また、覚せい剤とアンナカ、どちらにしても薬の使用動機として創作活動に行き詰まっていたのではなく、2000年に行われた韓国公演が失敗して多額の借金を抱えていたことが原因だと、一部メディアが報じている。