激レアな体験をした人をスタジオに招き、その人の人生をゲストと共に振り返る同番組。昨年2月には、放送批評懇談会が優秀番組などを顕彰する“ギャラクシー賞”月間賞に輝いたり、同9月には、サッカー元日本代表の岡野雅行氏の「サッカー経験ゼロのヤンキー達を集めてサッカー部を作り強豪チームにするという“ROOKIES”ばりの体験をしたのに、その話をあまりしていない野人・岡野」の放送内容が同局でドラマ化になったりと結果を出し続けていたため、満を持してのプライム帯(19時〜23時)昇格となった。
「ネットでは喜ぶ声がある一方で、ゴールデンに上がるため、“つまらなくなるのでは?”と懸念するつぶやきもあります。現にテレビ朝日は、23時台のネオバラエティ枠を昇格させて失敗したケースが何度もあるので、余計に心配するのでしょう」(エンタメライター)
くりぃむしちゅーの『くりぃむナントカ』は半年で終了、木曜の23時台と日曜の19時の週2回放送に挑戦した『アメトーーク!』もわずか2年で週1回に戻った。また、『中居正広のミになる図書館』(現・中居正広の身になる図書館)もネオバラ枠で4年放送した後、ゴールデンに昇格したが、2年で終了を迎えることが発表されている。そんな中、ネットの声に反論するように、同番組のディレクターがTwitterで以下のようにコメントしている。
「時間帯が上がるにあたり変えるところが一点だけあって、物を出すときのワゴンが出しやすいよう、セットの段差をなくすために床を薄くします。22時台の激レアさんは、床の厚さが薄くなります」
これは暗に時間帯が変わっても、これまでと内容を変えずに放送していくという決意表明とも取れる。
「この粋なツイートは、視聴者に安心感を持たせましたね。ただ、やる内容は変わらなくても観る層が変わってしまうので、その視聴者をどう取り込むかがカギとなります。今はTVerなど公式動画もあるので、そちらで楽しむ人も増えるかもしれませんね」(同上)
若林と弘中アナのやりとりも話題となる同番組。変わらず、そして長く続いてほしいと願うばかりだ。
記事内の引用について
bashi_funaのTwitterより https://twitter.com/bashi_funa