オークス後はノーザンファームに放牧してリフレッシュ。今月初めに札幌競馬場に入った。
「現時点で440kgぐらい。ノーザンファームで乗り込んできたし、今週やれば力を出せる状態になるよ」と小松厩務員。「春先は毛ヅヤがひと息だったけど、暑くなって良くなってきた。(桜花賞で2着しているが)あまり忙しい競馬より、千八から二千くらいが合っているんじゃないかな」と自信ありの口ぶりだ。
一方、高橋助手も「切れ味勝負の馬だから洋芝がどうかだけど、オークスを克服したから距離は大丈夫だと思う。このあとは秋華賞に直行するし、いい内容を期待したいね」と笑顔を見せていた。
ライバル・レジネッタを蹴散らし、3歳牝馬クラシック戦線の主役に躍り出る。
【最終追いVTR】蛯名騎手が乗って、芝コースで3頭併せ。5Fで1秒6先行する相手を追いかける形でスタート。軽快な行きっぷりで1Fごとに差を詰めると、直線では内へ。鞍上のゴーサインに応えて11秒8の鋭い脚を繰り出して併入した。反応、気合とも申し分なく、仕上がりはパーフェクトだ。