「日テレは視聴率3冠王を維持するために『PON!』を打ち切って、10月から『バゲット』をスタートさせた。ところが、初週から2%台。『PON!』最終週視聴率から1ポイント近くも数字を落とし、逆に足を引っ張っています」(情報番組制作会社スタッフ)
2010年3月にスタートした『PON!』は、ビビる大木や岡田圭右をMCに添えていたが、視聴率は同時間帯で“万年4位”と揶揄され、制作費を食い潰してきたという。
「大木、岡田を中心にお笑いタレントが何人もレギュラー出演したからね。ギャラだけでもバカにならない。8年間で5億円の赤字と言われたものです。経費節減もあり、ギャラがかからない局アナメーンにシフトしたのです」(日テレ関係者)
同番組には青木源太アナ(35)と“ポスト水卜麻美”として期待される尾崎里紗アナ(25)がMCに起用された。いわば、お笑いタレントをMCに起用する裏番組の『ノンストップ!』(フジテレビ系)、『ひるおび!』(TBS系)に、局アナがケンカを仕掛けたわけだ。
「この時間帯では、テレビ朝日系『ワイド!スクランブル』も4年半にわたってメーンキャスターを務めてきた元高知県知事の橋本大二郎氏が9月で降板しました。代わって局アナの小松靖アナ(43)と大下容子アナ(48)の新コンビでリニューアルしましたが、橋本時代より苦戦を強いられているようです」(他局関係者)
やはり、局アナでは芸能人に太刀打ちできないのか。
「『バイキング』(フジテレビ系)が坂上忍で視聴率を上げたように、情報番組にはタレントMCが必要不可欠です。毒にも薬にもならない局アナにMCは荷が重すぎたのでは」(同)
閉店ガラガラ、ワオ!