−−まず、追い切りの感想からお願いします。
武士沢騎手「終いの反応を確かめることに主眼を置いてやりましたが、馬はリラックスして走っていたし、状態は(前々走の)新潟記念同様に高いレベルで安定しています」
−−その新潟記念は、テン乗り(初騎乗)で見事に勝利をエスコートしました。
武士沢騎手「競馬は初めてだったけど、ケイコはちょくちょく乗る機会があった。別の馬で何回か同じ競馬を走ったこともあるし、切れるという印象は持っていました。イメージ通り、切れる脚を使ってくれた。会心のレースでしたね」
−−前走の府中牝馬Sは8着に終わりました。敗因を分析してください。
武士沢騎手「プラス10キロと若干、余裕がありましたね。でも、それ以前に、道中、他馬と接触する不利が大きかったです。まともなら、もっと際どいレースになったと思います。カワカミプリンセスからも(0秒4差と)そう離されていませんし、悲観はしていません」
−−京都コースの適性と、距離の二二について考えを聞かせてください。
武士沢騎手「直線に坂のある東京より、新潟同様に直線がフラットで高速馬場の京都の方が、この馬には適しています。距離は二千以上あった方が、脚をためることができるし、自分の型をつくりやすいですね」
−−最後に意気込みをお願いします。
武士沢騎手「馬に負担をかけず、リズム良く走らせてやれば、終いの切れ味はこのメンバーでもヒケを取らない。関係者の熱い思いが詰まっているし、結果を出せるよう頑張ります」