東京メトロの助役10人が出勤時のアルコール検査を別人に身代わりさせる

社会 2014年12月19日 11時45分

 東京メトロは出勤時に義務付けられているアルコール検査において、助役10人が同僚や部下に身代わりで受けさせていたと発表した。

 同社によると、丸ノ内線、東西線、有楽町・副都心線の乗務管区社員の30〜60代の男性助役9人が、検査を別人に受けさせた。また、有楽町・副都心線の乗務管区社員の40代の男性助役は、酒気帯び状態で出勤した部下の代わりに、別の部下に検査を受けるよう業務指示していた。

 身代わりをした者は、30〜50代ののべ11人の男性助役(1人は身代わりをさせた者と重複)。うち、1人は上司の命令により、不正に加担させられた。

 同社では、12月10日付で、身代わりをさせた助役10人を降格、身代わりをした助役9人をけん責の懲戒処分とした。さらに、運転部長(鉄道本部長)1人、部長9人を厳重注意処分とした。上司の指示により、身代わりをさせられた助役は処分を免れた。

 11月上旬、現場社員から本社宛てに情報提供があり、記録が存在する過去1年間(13年11月〜14年11月)の検査実施時の顔写真データを確認したところ、当該者の顔が写っていなかったり、他人の顔が写っているものが複数出てきた。

 そのため、全乗務管区において、検査状況を調査した結果、13年5月から14年10月にかけて、のべ17回にわたって、検査が不正に実施されていたことが分かった。検査時には顔写真が毎回撮影されるが、ふだん照合は行っていなかった。

 助役は緊急時に列車を運転する可能性があるため、出勤時に検査が義務付けられていた。不正行為の理由については、「前夜の酒が残っている可能性があったため、検知されると出勤停止となり、非番の同僚に迷惑がかかると思った」などと話しているという。

 同社は「お客様の信頼を著しく損なうものであり、ご利用のお客さまに深くお詫びするとともに、社員に対する指導・教育を徹底し、再発防止に取り組んでまいります」としている。
(蔵元英二)

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