スマイリーは「暴力問題に関わったとされる生徒たちの顔写真や名前、SNSのアカウントなどの個人情報がネット上に流布している。ネットリンチをしたがる群れの餌だ。すべてがデマかもしれない」と言及し、かつて自身が18年にわたってデマ被害にあったことを踏まえ、持論を展開した。
https://twitter.com/smiley_kikuchi/status/1087604127113179136
ここ数年、スマイリーはネット上で話題になっている事件について頻繁に発言を繰り返しており、ネット民からは「お笑い芸人の肩書やめろよ」「いちいち何でスマイリーが指摘するのか分からん」「ネットトラブル評論家に転身したんだな」などと言われているが…。
「スマイリーは、お笑い芸人の肩書こそ残していますが、今ではすっかり“ネットのご意見番”として活動しています。きっかけは2012年に、ネット上の誹謗中傷被害の全貌をつづった著書を上梓したことでしょう。これが有名私立の中学・高校で国語の教材になったことで、全国の学校から講演依頼が殺到したのです」(芸能記者)
お笑い芸人として活躍していたスマイリーは仕事柄、話上手なため、講演の評判も上々だという。特に学校などの教育関係者からの依頼がひっきりなしにあるので、今や全国を飛び回る毎日だとか。
「殺害予告をされるなど、ネットの中傷問題はスマイリーにとってかなりのダメージだったのは確かですが、今ではそれも収束しつつあり、逆に講演依頼が殺到しているのですから、まさに怪我の功名と言ってもいいでしょう。ネットのリテラシー問題は今や全国の教育関係者にとって最大の関心事ですが、体験談を踏まえて講義できる人は数少ないんです。スマイリーが人気なのもうなずけます」(同・記者)
昔の芸人時代のイメージが強いだけに、ご意見番としての発言にしっくりこないという人も多いが、一部のネット民からは「スマイリーはネットの風評で芸人人生がめちゃくちゃになったんだから、ずっとこのポジションで飯食う権利くらいあるだろ」と、現在の活動を支持する声も増えている。
これからもスマイリーへの講演依頼が途切れることはなさそうだ。