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函館記念(GIII、札幌芝2000メートル、26日) 浅見厩舎 3頭出しで大攻勢

 今週、札幌競馬場で行われる「第45回函館記念」(GIII、芝2000メートル、26日)に、浅見厩舎が3頭出しで攻勢をかける。しかも、下手な鉄砲数打ちゃ…ではない。前哨戦の巴賞を快勝したマンハッタンスカイをはじめ、GI馬レジネッタ、今年3勝を挙げているゼンノグッドウッドの豪華ラインアップだ。陣営も“表彰台”独占を虎視たんたんと狙っている。

 先行するマンハッタンスカイ、そして中団からの差し切りを狙うゼンノグッドウッド、そして最後方には桜花賞馬レジネッタがデンと構える。浅見厩舎が、それぞれ脚質も違えば、個性も違う三者三様のキャラクターをスタンバイさせた。
 「どんな展開になってもウチのどれかが勝つんとちゃうか」。ニンマリと笑みを浮かべながら、千引助手は自信をあらわにした。
 まず勢いなら断トツでマンハッタンスカイだ。前哨戦の巴賞を勝利してのチャレンジ。「こっちの水が合うのか、調子は絶好。力のいる洋芝もピッタリだね」とは、鞍上の芹沢騎手だ。2008年には同じく函館記念で3着。しかし、今年は当時以上の調整過程にある。
 「金鯱賞の後に短期放牧に出してリフレッシュした。前走のように自分の型でレースができればチャンスはある」(西谷助手)。浅見勢の中で状態面、勢いは文句なしにナンバーワンだ。

 実績ではレジネッタだ。昨年の桜花賞馬で、メンバーの中でも唯一のGI馬である。
 「メンバーうんぬんよりもこの馬は当日のテンションがカギ。最近はずっとイレ込んでばかりだけど、今回は現地でのレース。落ち着きさえあれば十分にやれる」と浅見助手。ひとたびツボにハマれば、全馬まとめて面倒みるシーンも。
 そして、未知の魅力ではゼンノグッドウッド。
 「3月に転厩してきたばかり。だからどこまで強いのか、まだわからない」と川上助手が語るように、芝に本格参戦してから今回が5戦目、札幌の芝も初体験となる。
 「正直、広い阪神の方が切れ味を生かしやすいが、GIIIのハンデ戦なら能力的にも上位のような気がする」
 今年、3連勝を飾った上がり馬の真価を試す機会が訪れた。もちろん、底知れぬ魅力は前記2頭を上回る。
 上位独占も夢ではない布陣…真夏の戦いはこの浅見勢がイニシアチブを握る。

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