「勝てばブラジル戦いで、放送開始時間はベルギー戦と同じ午前3時。しかし、高視聴率は確実でしたり、何より、試合までに勝敗予想や戦況分析、さらには、各選手たちのエピソードなど、いくらでも放送することができました。ところが、まさかの逆転負け。日本代表が帰国するまでは話題はありますが、さすがに敗戦後は日本代表が話題の中心というわけにはいきません。ネタ探しに頭を抱えています」(民放ワイドショーのスタッフ)
今年は春先から、元TOKIOメンバーの山口達也(46)の未成年女性に対する強制わいせつ騒動、さらに日本大学アメフト部の“悪質タックル問題”、そして、“紀州のドン・ファン”と呼ばれた実業家の怪死をめぐる騒動など、長期化するネタが盛りだくさん。
それに加え、サッカーW杯での日本代表のまさかのグループリーグ突破でワイドショーはウハウハ状態が続いていたのだが…。
「日大の問題はすでに第三者委員会の検証結果が出ましたが、大きく進展することはなさそう。ドン・ファンは捜査が停滞しており、このまま死因が解明されないまま終わる可能性もありそうです。間もなく、大相撲の7月場所が初日を迎えます。少し前なら大相撲は必ず不祥事や権力闘争などがあって視聴者の引きが良かったんですが、現状ではネタになりそうな話はなし。日大もドン・ファンもまさかのネタだったので、またそういう突発ものが発生することを祈るばかりです」(同前)
このままだと、夏真っ盛りにワイドショーのネタが“夏枯れ”になりそうだ。