実力拮抗したメンバー構成で難解だが、総合力で一歩リードするファイナルスコアーに白羽の矢。
とりわけ、中山ダ1200メートルは、〈4522〉とメンバー有数の実績を挙げており、これは特筆されていい。着外2回も小差4着と、連闘策が裏目に出た14着(1番人気)だから複勝率はほぼパーフェクトに近い。
休み明け2戦目の前走ジャニュアリーSは人気のティアップワイルドの前に3着と後塵を拝しているが、0秒5差なら巻き返しは十分可能だろう。斤量差も1キロから2キロと開き、形勢逆転。俄然、優位に立った今回は、一矢報いるとみた。
枠順も(2)枠(2)番と理想的で、ロスなく経済コースを回ってこれるだけに、チャンスは限りなく高い。差し切りが決まる。
当面の相手は、実績から前述のティアップワイルドだが、上がり馬のクリスタルボーイが台風の目になる。
◎2ファイナルスコアー
○11ティアップワイルド
▲1クリスタルボーイ
△3マハーバリプラム
△15ダイワディライト
10R「上総ステークス」・ダ1800メートル
このクラスの大将格、ストロングバサラには逆らえない。
休み明けの前走、金蹄Sは2着とチャンスを逸しているが、3キロのハンデ差が明暗を分けた格好。しかし、今回は定量戦。軽量馬に足元を掬われる心配はなくなった。
まして、全4勝を挙げている十八番のダ1800メートル(うち中山3勝)と勝利のお膳立ては整っている。中身の濃いケイコを消化し、二走ボケ対策も抜かりはない。
◎10ストロングバサラ
○12ロンギングスター
▲8ヤマニンバッスル
△1サイオン
△13セイリオス
9R「水仙賞」・芝2200メートル
将来性豊かな馬が一堂に会し、白熱戦が期待できる。
混戦の中から抜け出すのは、未完の大器インプレザリオ。引っ掛かったにもかかわらず2着を確保した前走は真骨頂。内容は負けて強しだ。
中山2200メートルで勝っているのもアドバンテージ。
◎3インプレザリオ
○10サトノタイガー
▲6トーセンケイトゥー
△2サトノアポロ
△7ヴァーゲンザイル
最終12R・芝1600メートル
初凪賞で強力メンバー相手に小差3着と好走した、トップキングダムで今度こそ。他を断ってこの馬に騎乗する、内田騎手が勝利をエスコートする。
◎6トップキングダム
○11ハーティンハート
▲2コスモカンタービレ
△7サクラクローバー
△8ドリームバスケット
小倉11R「大宰府特別」・芝2000メートル
前走の「唐戸特別」を好タイムで快勝し、完全復活をアピールしたマイネルプリマスでもう一丁。
休養前はこのクラスで再三勝ち負けを演じてきており、クラスの壁は皆無に等しい。
◎4マイネルプリマス
○3ブルーモーリシャス
▲1テイエムシバスキー
△5ザバトルユージロー
△9セイクリッドセブン
京都11R「アーリントンカップ」・芝1600メートル
素質高いスマートロビンが京成杯(1番人気12着)のリベンジ。
不利が重なり全く競馬をしていないだけに、度外視して大丈夫。力通り走れば結果は付いてくる。
◎1スマートロビン
○9ラトルスネーク
▲12ノーザンリバー
△2テイエムオオタカ
△6ノーブルジュエリー
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。