☆カヌメラビーチ
2018年11月10日(土)東京第6R芝1600m戦に出走予定のカヌメラビーチ。馬名の由来は「イルデパンの白砂ビーチ」。牡、芦毛、2016年3月9日生。栗東・須貝尚介厩舎。父ロードカナロア、母メジロツボネ、母父スウェプトオーヴァーボード。生産は洞爺湖町・レイクヴィラファーム、馬主は金子真人ホールディングス。2017年セレクトセール1歳市場において5400万円で落札された。母は芝の短距離で4勝を挙げた快速馬で、曾祖母は初の牝馬3冠を達成した名牝メジロラモーヌ。半兄には本年のきさらぎ賞(GIII)で2着に入り、菊花賞(GI)でも5着となったグローリーヴェイズ(父ディープインパクト)がいる。兄のグローリーヴェイズとはタイプが違い、本馬は胴がやや詰まっておりクビは太く短め、筋肉量も豊富で血統通り短い距離が合いそうなタイプ。まだ緩さはあるが、重厚感のある馬体は迫力満点。回転の速い走法でスピード能力の高さが窺える。なお、鞍上はC・ルメール騎手。
☆ペルクナス
2018年11月11日(日)京都第5R芝1800m戦に出走予定のペルクナス。馬名の由来は「リトアニア神話の雷神」。牡、鹿毛、2016年5月6日生。栗東・池江泰寿厩舎。父Majesticperfection、母サンダーカップ、母父Thunder Gulch。生産は千歳市・社台ファーム、馬主は社台レースホース。愛馬会法人・社台サラブレッドクラブの募集馬で総額5000万円。全姉には15年ケンタッキーオークス(米GI)など米GIを2勝したラブリーマリア(父Majesticperfection)がいる。本馬は5月生まれと遅生まれであるが、それを感じさせない風格のある造り。ゴムまりのような弾力のある筋力を持ち、雄大なフットワークで弾むような走り。パワーがあり、描き込むような走りからダートでこそと思わせるが、芝でも十分やれそうな軽さもある。距離は2000m前後が良さそうで、鞍上はJ・モレイラ騎手。
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。