8月にいったん栗東トレセンに入厩、その時点で坂路800m52秒8の好時計を計時していたが、体質の弱さから疲れが出て放牧。今回が再入厩となった。
「一度完全に仕上げているから今回はとても調整しやすかった。時計的にも水準以上のものをマークしているし、能力的にもすごくいいものを持っている。もちろん初戦から勝ち負けだろう」と東田助手。岩田騎手を背にデビュー予定だ。
6日目(日)の芝2000m戦はポーラーライツ(牡、父シンボリクリスエス=栗東・池江郎厩舎)が頭ひとつ抜けた存在だ。
母プレイズポーラは1999年のGIII・函館SS4着馬。そのスピードを受け継いだ同馬に、陣営も相当な期待を寄せている。「乗り味が良くてスケールの大きな走りをする。順調に成長していけば大きなところが狙えるかも」と片山助手。鞍上は武豊騎手を予定している。