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ながつきS(1600万下、中山ダ1800メートル、26日) アベコーの気になる推奨馬は!?

 みなさん、お元気ですか。アベコーこと阿部幸太郎です。

 今年の夏は猛暑といわれながら、7月は晴れの日が少なく、涼しい夏でした。湘南の海の家も閑古鳥の連日に軒並み赤字経営。私の知り合いの店も厳しい経営状況だったとか。高額な家賃と人件費。お察し致します。 
 ところで涼しい夏だったことで、夏休養していた競走馬にとっては、体づくり、調整が例年以上に進んだとのこと。例えば阪神10Rの「大阪スポーツ杯」に出走してきたファイナルスコアー。5月の栗東Sの後、夏は充電。9月に入るや急ピッチの調整。ここは満を持しての出走です。すでに2走前には同じ準オープンの春風Sを快勝。実績がここでは最右翼。ハンデ57.5キロでも十分勝負になると思います。

 さて、中山では「ながつきS」です。昨年の優勝馬は4番人気のキクノサリーレ。一昨年が11番人気のテイエムファンキー。過去7年、1番人気の優勝はゼロで、2着もなし。唯一、馬券の対象となったのは、3年前のトラストジュゲムの3着1回ポッキリなのです。

 今年の1番人気馬はオーロマイスターでしょうか。6月の東京戦から4戦2勝、2着2回と、完全に軌道に乗ってきました。とはいえ、大雪ハンデが56キロで離された2着。今回は57キロのハンデ。過信は禁物です。
 そこで、狙ったのがプラテアード。実に1年ぶりの実戦になりますが、馬のつくり、仕上げには定評のある藤沢和厩舎の所属。何よりハンデの56キロは通常、定量57キロで走っているこの馬にとっては有利です。
 加えて、プラテアードはダートでは見違えるほど動きが一変します。過去ダートでは2戦2勝。いずれも後続を問題にしないワンサイド劇。準オープンではパワーが違いました。時計も破格のタイム。もっとも、芝でもダービーTRのプリンシパルSで2着がある実績馬。逃げ、差しといった自在に動ける脚質も大きな魅力。56キロのハンデを味方にして、いきなり勝ち負けになりそうです。
 当面のライバルは休養明け(1)(2)(1)着のロラパルーザ。圏内有力です。

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