2009年12月に夫、トム・ブレイディとの間に息子のベンジャミンを授かったジゼルは、母親が新生児に粉ミルクをあげることに嫌悪感を抱く。
ハーパース・バザー誌のインタビューでジゼルは、「母乳を与えて育てることの重要性は本当のところ、法律とは全然関係ないところなんだけど、新しくママになることにスゴくたくさんの疑問をもっていたのね。自分の子供に何がベストな事か、いつも探しているような感じなの」「母乳で育てる必要がないと思う人がいるけど、『ねえ、自分の子供にこんなに小さい時から科学食品を与えるわけ?』って思うの。赤ちゃんは、最低6か月間は母乳で育てる、っていう世界共通の不文律を定めるべきだと思うわ」と話している。
また、「母乳保育は、私の体型の維持にもすごく役立ったわ」とコメントした。ジゼルは、妊娠中は毎日の瞑想と週3回のヨガを、そして出産前2週間はカンフーを実践して“精神的にも肉体的にも”自宅出産に備えたようだ。
「精神的にも肉体的にも自分を備えるのにとても役立ったの。なぜ出産が、“休み”じゃなくて“労働”と言われるのかが判ったわ。人生で一番肉体的に激しい経験に、誰が何の準備もなしで臨むわけ?私には理解できないわ。私は誰かに自分の赤ちゃんを取り出してもらおう、なんて思っていなかったの。病院に行こうとも思わなかった」
ジゼルは、ボストンのビーコン・ヒルにある自宅のお風呂で、ベンジャミンを水中出産しており、自宅出産は普通で、特別な事とは思わない。
「自宅では出産しない、なんて1秒たりとも頭の中をよぎらなかったわ。ナチュラルに出産するのは私が初めてじゃないしね。私の前にも何億人、っていう数の女性が体験してきた事なんだから、私に出来ないことはないはずよ」