「昨年末に及川光博と檀れいが離婚を発表した現在、芸能界の仮面夫婦として名前が挙がるのが木村と静香です。もちろん、静香に離婚の意志は全くありません。だが、そんな関係に嫌気が差した木村が離婚に向け動き出したんです」(事情通)
振り返ってみれば、木村が周囲の反対を押し切り、静香と入籍したのは19年前の2000年のこと。その後、2人の娘を授かり、芸能界でも十指に入るおしどり夫婦として知られていた。
昨年には、次女のKōki_が女性ファッション誌のモデルとして鮮烈デビューを飾った。一見すると、誰もが羨む環境にある木村家だが、なぜ、離婚に踏み切ろうとしているのか。1番の原因となったのは、Kōki_の芸能界デビューに端を発した様々な問題だ。
「今でこそ、木村は次女の芸能界入りを認めたことになっているが、そもそもは大反対だった。ところが、木村に内緒にしたばかりか何の詳細も話さずに一方的に芸能界入りを決めたのは静香だったんです。木村が芸能界入りを大反対した理由は自身の経験則から。プライバシーはなく、今後は木村や静香と常に比較されてしまう。一歩間違えば、バッシングに晒されてしまうことだってある。そんな厳しい世界に、まだ世間を知らない15歳の娘を入れたくなかったんです」(芸能プロ関係者)
だが、妻の静香は木村の思いを知ってか知らずか半ば強引に芸能界入りを推し進めてしまうのだ。その後、Kōki_は静香の個人事務所に所属。今や人気モデルとして各メディアから引っ張りだこの状態。こうしたKōki_の想定外のブレークと、静香のステージママぶりにも木村は顔をしかめているという。
「あえて悪く言えば、木村は娘で商売する静香の姿に、嫌気が差しているというんです」(前出・事情通)
昨年5月に開設したKōki_のインスタグラムのフォロワー数はすでに100万人超え(昨年12月末時点1投稿あたりの相場が1円として1回のフォロワーで約100万円以上)。今後は化粧品やアパレル業界などとタイアップし、それを身に着けてインスタにアップするだけで金が入ってくる。静香は広告業界にも熱心に売り込みを図っているというから、ステージママとして超やり手だ。
「化粧品やアパレルなどにKōki_をイメージにしたCM企画を大手広告代理店に提案しているんです。こうした静香の努力が実を結び『ブルガリ』や『シャネル』といった高級ブランドのアンバサダーなど、大きな仕事が次々と決まった。CM出演も今後増え、どんどん露出していく。出演料は最低でも5000万円になるのではないか。ただ、静香が逆提案として親子共演をチラつかせているんです。こちらは全くオファーがありません。広告界も悩みどころの様ですね」(大手広告代理店プロデューサー)
さらに、木村を悩ませているのがKōki_のブレークに触発された長女が、芸能界にガ然、興味を持ち始めたこと。
「Kōki_に負けず劣らずの美人です。Kōki_以上に売れっ子になるかもしれませよ」(芸能関係者)
木村はまだ未成年の娘2人が大金を手にすることも危惧しているという。
「海外への移動は悪くてビジネスクラス、着ている服はハイセンスブランド、みんなからチヤホヤされて勘違いをしてしまうのでは、と心配でならない。静香にこの種の話をしても聞く耳を持たない。むしろ嫌がられて2人の娘と英語で会話を始めるんです。結果、木村は蚊帳の外…。なついていた長女も完全に静香の味方らしい」(同)
いまや家庭内に居場所がなくなった木村にとってもう一つ、耐えられないことがあるという。
「SMAPに対する思い…、いや後悔と言ってもいい」
と証言するのは木村をよく知る制作会社プロデューサー氏。2016年末、国民的アイドルグループだった『SMAP』を解散に追い込んだ張本人という十字架を、いまだに背負っているのだ。
「木村1人が早々にジャニーズ事務所残留を表明した結果、ジャニーズから独立を画策していた中居正広、草彅剛、香取慎吾、稲垣吾郎ら残り4人のメンバーと溝ができてしまった。木村が残留を決めた裏で“暗躍”したのが妻の静香です。彼女は2人の娘と静かに暮らすためにジャニーズに残留するよう懇願した。だが、いまとなってみれば自分は裏切り者の烙印を押された揚げ句、“ユダ”と揶揄される始末。自分が思い浮かべていた本来の姿とはかけ離れていることにひどく落ち込み、悩んでいるんです」(前出・プロデューサー)
こうした木村の思いについて、何も知らないのが実業家の静香だという。
「静香は夫がこんなことを考えているなど夢にも思っていませんよ。木村はこれまでもそうだったように自分の言いなりだと信じ込んでいますから。木村は父親として、Kōki_の仕事にある程度の区切りができた段階で離婚を切り出すと言われています」(同)
騒然のXデーはいつか。