☆中山11R「ニュージーランドT」(芝1600メートル)
◎3アストラエンブレム
○9サーブルオール
▲6モンスターキング
△2レインボーライン、14ボールライトニング
良血馬のアストラエンブレムに期待。母のブラックエンブレムは平成20年の秋華賞に優勝している名牝。ポテンシャルは間違いなく重賞レベル。その片鱗を、新設重賞サウジRC(時計差なしの3着)、シンザン記念(0秒1差4着)で示している。初勝利の内容も衝撃的だった。直線メンバー最速の鬼脚(上り32秒6)を炸裂させ、後にサウジRCを優勝するブレイブスマッシュを0秒7差突き放し、子供扱いにしているのだ。スピードと瞬発力は折り紙付き。前走のFウォーク賞をワンサイドで逃げ切り勝ち。状態も充実一途だ。展開を問わない自在性があり、優勝の可能性は高い。相手は、新鋭のサーブルオール。キャリアは浅いが、(1)(4)(1)の成績は素質の賜物だ。力を付けている今なら好勝負必至。大穴は、モンスターキング。成績からダート馬のイメージが強いが、本質的には断然芝向き。良馬場なら直線一気に台頭するシーンも。
☆中山12Rサ4歳上1000万下・ダ2400メートル
◎6サトノセレリティ
○11リゼコーフィー
▲10ヘルツフロイント
△1カンデラ、4アンヴェイルド
好走条件の整った、サトノセレリティで今度こそ。全3勝は1900メートル〜2500メートルだから距離適性は高い。その内、2勝を中山で挙げているコース巧者でもある。昇級以降、2着、5着(いずれも1番人気)とチャンスを逸しているが、もう負けられない。相手は、リゼコーフィー。前走(2着)はサトノセレリティに先着しており、逆転も十分考えられる。この2頭に迫るのは、ヘルツフロイント。リフレッシュ放牧の成果が出れば、一発ある。
☆阪神11R「阪神牝馬S」(芝1600メートル)
◎6ミッキークイーン
○7スマートレイアー
▲4アンドリエッテ
△2ココロノアイ、13ストレイトガール
オークス、秋華賞の2冠馬ミッキークイーンが貫録勝ちを決める。1600メートルは久々だが、初勝利を挙げているほか、クイーンCクビ差2着の実績を残しており、完全に守備範囲。さらに、阪神は、<2200>と、連対率10割を誇る自分の庭同然のコース。この点も強調材料だ。ここはジャパンC(8着)からブッツケの挑戦だが、久々は苦にしないタイプ。まして、牝馬同士だしベストパフォーマンスが期待できる。相手は、メンバー屈指のコース巧者(5勝)のスマートレイアーと、上り馬のアンドリエッテ。
☆福島11R「吾妻小富士賞」(芝1200メートル)
◎10マンハッタンヘンジ
○15ヤマニンマルキーザ
▲1エルカミーノレアル
△6ケイアイユニコーン、9ボブキャット
先週に続き、今週もケイコで抜群の動きを披露したマンハッタンヘンジをイチ押し。<1200>と、得意の福島に照準を合わせていただけに、万全と言える出走態勢が整った。白河特別でゴールドペガサスと勝ち負け(0秒2差2着)の実績があり、実力の裏付けもある。さらに、前走比2キロ減のハンデ55キロも強調材料。好走条件の整ったここは絶好の狙い目。相手は、ヤマニンマルキーザ。例え八分のデキでも、現級勝ちの実績と実力は侮れない。このクラスの安定勢力、エルカミーノレアルも怖い。
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。