「ここだけの話、テレビ朝日とTBSからも熱烈オファーが舞い込んでいたんです。テレ朝は刑事モノ。TBSは医療モノ。だが、最終的に選択したのが日テレでした。一本釣りの金額はズバリ150万円〜。制作費が渋いことで知られる日テレにしたら、まさに大盤振る舞いです」(芸能事情通)
ちなみに今回、賀来がドラマで挑むのは、初の刑事役だという。
「これまでコメディーキャラが注目され、人気を集めていましたが、今回のドラマはガチガチのシリアスサスペンス。コメディーはいらない。リアルな演技力が問われる。まさに、役者魂の見せどころです」(テレビ関係者)
日テレがここまでして賀来に期待を掛けるのは他でもない。バラエティーや情報系番組は軒並み好調の中、ドラマだけが今一つ跳ねないからだ。現在、放送中の2クールドラマ『あなたの番です』も視聴率は10%前後をキープしているものの、大ヒットと呼ぶには程遠い有り様なのだ。
「昨年10月に『今日から俺は!!』、今年1月には『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』と非常にいい流れができていたのに、『あなたの番です』が台無しにしてしまったんです。『ニッポンノワール〜』で、なんとしてもこの負の連鎖を断ち切りたい」(同)
現在、日を追うごとに好感度が上昇中の賀来は、潜在視聴率も9.8%をキープしているという。
「9%台といえば、嵐や石原さとみ、マツコ・デラックスらと同等のクラスです。日テレは、視聴率次第ではシリーズ化を打診しています」(芸能プロ関係者)
さっそく、人気俳優の賀来を囲い込もうと必死の日テレ。果たして、高視聴率を叩き出せるのか?