◎トーセンスターダム
注目はなんといっても2億5千万の高額馬トーセンスターダム。近親には、秋天を勝ったトーセンジョーダンやダービー3着トーセンホマレボシなど活躍馬がズラリと並ぶ超良血。前月のデビュー戦は僅差Vだったが、前出2頭が新馬勝ちを逃したように、使われて良くなる傾向のある血統。スターダムも一度実戦を使ってグンと良化。連勝に期待。
新潟2歳S、デ杯2歳Sともに3着のピークトラムも有力。重賞でも十分に戦える力がありながら、収得賞金は未勝利戦勝ちの400万円のまま。来春のクラシックに乗るためには今後の賞金加算が最優先の課題。こちらもV狙いでの参戦とみる。
昨年のこのレースの勝ち馬はエピファネイア。クラシックに繋がるレースだけにしっかりと観ておきたい。
【馬単】(9)→(5)
◆京都11R 京阪杯
◎ラトルスネーク
前走・スワンSでは後方から追い込み6着だったラトルスネーク。昇級戦、先行馬が残る流れにあって、上がり最速の3F33.6秒をマーク。脚をためれば、重賞でも通用する手応えを掴んだ。1200mへの距離短縮がカギになるが、状態の良い今なら対応できそう。ここは先物買気分で頭から狙う。
1200mに絶対的な自信をもつエピセアロームだが、中間に熱発したようで全幅の信頼は?当日の気配には要注意だ。エピセの状況から、相手本線にはアドマイヤセプターを推す。
【馬連】流し(15)軸→(9)(13)
【3連単】フォーメーション(15)→(9)(13)→総流し
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。