主人公・片岡洋(福山雅治)が、廃店が決まっている三友銀行蒲田支店の支店長となるも、部下たちと力を合わせて大逆転しようとするストーリーが描かれている本作。第4話では、ノルマ達成期限まで残り4か月を切る中、20億円と40億円の融資のチャンスが舞い込んできて――、という展開だった。
放送前から、銀行が舞台になっている点や、“逆転劇”という特徴が13年に大ヒットしたドラマ『半沢直樹』(TBS系)と類似しているとして期待を集めていた本作だが、いまいち視聴率が振るわず。視聴者からも不満の声が集まっているという。
「ビジネスドラマと思いきや、意外とコメディテイストで描かれている本作。本編では、福山が事あるごとに変顔を見せ、視聴者からは『変顔必死過ぎて見てられない』『半分コントだと思って見てる』といった冷めた声が殺到。シリアスに描かれた『半沢直樹』のテイストを期待していただけに、評判がだだ下がりとなってしまっています」(ドラマライター)
また、登場人物や演出の魅力のなさも低視聴率の一因に挙げられているという。
「ストーリーには常務取締役・横山輝生(三上博史)が“敵”として登場し、片岡ら蒲田支店の面々に立ちふさがっていますが、その理由が『リストラをして銀行の利益を追求したい』のみで、支店をいくつも潰す理由といては弱すぎると感じる視聴者もいるよう。『こんだけ利益上げてる支店潰すとかただの無能』『三上のやってることはパワハラ。悪役としての理由もキャラも弱い』といった声も聞かれています」(同)
視聴者からさまざまな不満の声が聞かれている本作。このまま視聴率は低迷し続けてしまうのだろうか――。