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弥生賞 鞍上・後藤が秘策を語るスズジュピター

 今年のクラシック戦線は、群雄が割拠する戦国模様。果たして9日に行われる皐月賞TR第1弾「第45回弥生賞」(JpnII 中山芝2000m)で本番に弾みをつけるのは!? 美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が注目したのは、朝日杯FSのリベンジに燃えるスズジュピター。コンビ復活した後藤騎手は、調教パターンをかえることを陣営に進言。不退転の決意で挑む。

 −−まず、最終追い切りの感想をお願いします。
 「先週の追い切りから久々にまたがったけど、気持ちいいぐらいの動きでした(笑)。内容は2頭を追いかけ外から差す本番をイメージしたケイコをやりました。先生(高橋裕師)から『速すぎた』と怒られちゃいましたが、ボク的には満足しています」

 −−デビュー以来、初めてコースで追うことを後藤騎手が進言したそうですね。その意図を聞かせてください。
 「休み明けと、初めての二千という条件を考えたとき、坂路だけで仕上げるのには限界があると感じたからです。美浦の坂路は栗東と違って、未勝利馬でも(800m)49秒台が出てしまうほど楽ですからね。息ができたといっても、コースとは中身が違う。もうひとつは短距離的な資質を持った馬なので、坂路だけだとコーナーで息を入れることを忘れてしまう心配があったからです」

 −−レースのポイントは?
 「スタート直後にいいポジションを取ることと、ペース判断。とりわけ、ペースは(勝敗の)7割を占めるほど重要なんです」

 −−そういえば、担当の福田厩務員が、「朝日杯FSは、馬込みの中で動けず脚を余して負けた」と悔しがっていました(後藤騎手は11着アポロドルチェに騎乗)。
 「課題は初めての二千と4つのコーナー。このふたつを上手にコントロールできれば、自ずと結果はついてくると思う。勝てる能力は持っている馬ですから」

 −−最後に意気込みを。
 「自信を持って乗れる状態に仕上がっているし、結果を出して本番に向いたい。応援してください」

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