まず、紹介されたのが一茂の「勘違い」エピソード。マネージャーによると、「HAWAII(ハワイ)」とのことを「ハワツー」と読んでいたという。これを暴露されると、「これみんなやるでしょ、これハワツーでしょ」と逆切れ。
また、「北海道(ほっかいどう)をずっと『きたかいどう』」と読んでいたと告白。千鳥・大悟から「響きでわかるでしょ」とツッコまれた一茂は、「俺義務教育抜けてるから」と開き直る。
これだけでも視聴者から非難轟々だったが、一茂の常識外れエピソードはさらに続く。寿司屋に行くときは「3貫しか食べません。それでもよろしかったらいかせていただきます」と店に事前通告し、口に合わない場合は帰宅するという。
そして、「一番僕がおいしいと思うのが、マグロのヅケにマヨネーズをつける食べ方」と発言。これには大悟が半ば呆れ気味に「それする人が3貫で帰るのか」とツッコミを入れた。
さらに、視聴者をドン引きさせたのが、彼の薬の飲み方。「こだわっていること」として、カプセル状のサプリや薬は、開けて中身を容器に出してから飲むことを挙げ、実際にその様子を見せる。
その理由は、「固まっているものが嫌だから」。幼稚な理由に、視聴者とスタジオはドン引きとなる。さすがにまずいと思ったのか、空気を読んだMCの内村光良が「一回一回(開けたカプセルを)戻すのが丁寧だね」とかなり無理気味なフォロー。番組は、そのまま次のコーナーへと移った。
長嶋一茂の異常とも思えるエピソードに、ネットユーザーからは「アホすぎる」「常識が欠けている」「義務教育通り越している人に政治や時事問題を語ってほしくない」と非難轟々。
特に、カプセルから薬を取り出して飲むという行動については、
「カプセルには意味があり、出して飲むのは危険」
「身体の中の適切な場所で溶かすためにカプセルに入れている。体を壊すぞ」
「嫁はなぜ止めないのか」
「『絶対に真似をしないでください』」というテロップを入れるべきだ」
「頭が悪すぎる」
「こんなやつが薬のCMやってたのか」
と猛批判が噴出する。
「父・長嶋茂雄は大学生の頃からスターで、世間の常識が当てはまらない常人離れした人物。それでも彼にはそれだけの実績と人気があるため、許容されてきた。
一茂の場合、単なる二世で、野球をやめたあとは、長嶋茂雄の息子というだけで仕事を掴み、現在に至っています。
バラエティ番組では、今回のように『常識を知らない国民的スターのダメ息子』で笑い話になります。
しかし、最近『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)や『ワイドナショー』(フジテレビ系)で文化人的な扱いで時事問題を高圧的に語っており、ある程度の教養が求められる立場。
常識外で義務教育を抜けているなどという人間が、政治や社会を語るのは、さすがにおかしく、教養のない人間に偉そうに語られたくないと思うのは当然です。今回の放送内容は、彼にとってマイナスだったのでは。
ただし、彼は良く言えば強気、悪く言えば厚顔無恥ですので、おそらく、これからもしれっとコメンテーターを続けるでしょう」(芸能関係者)
息子・一茂の奔放ぶりを、絶縁の噂がある父・茂雄がどう思っているのか。そろそろ、ミスターがストップをかけても、良いと思うのだが…。