番組では政治学者の三浦瑠麗が、自身の祖母が80歳を過ぎてExcelを始め、地代計算を行っているとエピソードを披露。これを受けて、松本のほか東野幸治、長嶋一茂がExcelを知らないと発言したのだ。東野は「瑠麗さんが思っている以上に、タレントってものすごいアホなんですよ」とも発言。実際、芸能人は思わぬところで“世間知らず”を露呈しまうことがある。
「パソコン関係では、古舘伊知郎が『報道ステーション』(テレビ朝日系)でパワーポイントを知らなかったことが話題となりました。芸能人は一般人が実務で日常的に行っている情報検索や、資料作成は付き人やマネージャーの仕事であり、機械に一切触らない人間も多いですね。そのため、昔ながらにメカに弱い人間は多いといえるでしょう」(放送作家)
和田アキ子が、CDの取り出し方がわからず、パンチで割って出したエピソードなどはよく知られている。さらに、喋りのプロでありながら、ビジネス用語に弱い人間もいる。
「ココリコの遠藤章造は、マンションなどに掲げられている『for rent』(貸出物件)を『フォレント』という建物名だと思っていたそうです。さらに、『wifi』(ワイファイ)を“ウィーフィー”と呼んでいたと『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)のトークで披露していましたね。これには相方の田中直樹もあきれ気味でした」(前出・同)
最近のテレビ番組では、学校で学ぶ問題を解かせる“おバカ”系企画がよく行われているが、それよりも一般常識をテストした方が意外な結果が出て面白いかもしれない。