ダートで未勝利戦を勝ち、その後は6戦連続2着、しかもその差は0秒2以内の決着と、勝ち味に遅いレースが続きましたが、ここ2戦は一変。2連勝と波に乗っています。その決め手になっているのが先行力。前々走は5馬身、前走は2馬身差の圧勝でした。
昨秋から調子を上げ、馬自身が力をつけていることもあり、これまでとはまるで行きっぷりが違います。前走の五条坂特別は、2番手追走から直線で追い出すと、自ら前の馬を捉えに行き、持ち前の闘争心が光りました。前々走を勝ったおかげで自信がつき、課題だった最後のひと押しも利くようになった印象。ここ3戦の勝ちタイムも速く、強い内容でしたから、相手なりに走れる長所を生かしてここもすんなり昇級突破となりそう。
最終追い切りでは、軽快なフットワークで切れのある走りを見せ、最後までしっかりとした動きを披露しました。前走時はモタれていたりもしていましたから、今回は更に調子を上げてレースに臨めそうです。
鞍上の田辺騎手は3度目の騎乗。前々走の小倉戦では、最後まで集中させる走りで勝利に導いた救世主。ダ1800メートルは2-5-0-0と得意で、福島や小倉で好成績を残せているように、輸送にも強いので安心。
母が叶えられなかった重賞勝利を目指すためにも、ここで負けていられません。好位から抜け出し、渋太いド根性でオープン入りを果たします。
(6)タガノジンガロ
(12)ヒラボクワイルド
(4)マエストラーレ
(15)バロンビスティー
(14)サイオン
(13)バルーン
(11)プレシャスジェムズ
馬単 (6)(12) (6)(4) (6)(15)
3連単 (6)-(12)(4)(15)(14)(13)(11)-(12)(4)(15)(14)(13)(11)
タガノジンガロ 1頭軸マルチ 相手6頭
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。