「シンデレラ」は2日間で、興収約5.2億円をあげ、6日までの累計成績は興収29億円を突破。昨年ブームを巻き起こした「アナと雪の女王」のその後を描いた短編アニメ「アナと雪の女王/エルサのサプライズ」が同時上映されていることも好調さを後押ししているようだ。
先週に続いて2位の「名探偵コナン 業火の向日葵」は累計興収35億円を突破し、先週3位だっただった「ドラゴンボールZ 復活の『F』」は今週も3位。1〜3位までは先週と同じだった。
1日に公開された、学習塾の塾長を務める坪田信貴氏のベストセラーを、有村架純主演で映画化した「映画 ビリギャル」は4位に初登場。全国285スクリーンで公開され興収約2.9億円をあげた。
北野武監督作品史上最高興収のスタートを切った「龍三と七人の子分たち」は先週と同じ7位。8位はハリウッドスターのウィル・スミスが天才詐欺師に扮した「フォーカス」だった。
「このGW期間中、おそらく、日本の映画館で最も集客したのは、新宿・歌舞伎町に先月オープンしたTOHOシネマズ新宿だったのでは。通常の映画館の感覚でチケットを買おうとして劇場に足を運ぶと、人気作品は直近の回のみならず、次の回もほぼ売り切れ。同館で上映されている作品は軒並み圧倒的に興収を伸ばしている」(映画ライター)
先週8位だった、浅田次郎氏原作の同名ベストセラー小説を水谷豊主演で映画化した「王妃の館」で、全国258スクリーンで公開されているが、トップ10圏外に。GW中に水谷が自らイベントに登場したりしていたが、さほど集客には結び付かなかったようだ。