「今回の件で一番、問題視されたのは、犯罪集団との関わりです。当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだった島田紳助でさえも暴力団との交際が発覚し、芸能界引退に追い込まれました。今回も、5年前の話とはいえ、詐欺グループの忘年会に呼ばれ、しかもギャラまでもらっていた疑惑が浮上しています。これらが事実なら紳助同様、大問題に発展する」(警視庁詰め民放デスク)
当初、吉本は入江を契約解雇することで、事態の収拾を図ろうとした。ところが、事態は収まるどころか、ますます拡大の一途をたどっているのだ。
「今後、直近の話が出てくると言われているんです。しかも、証拠動画まであるとか。しょせんは犯罪者集団。参加した芸人を強請ろうとでも考えていたのでは。また、この種の話がネタになると分かれば、反社会的勢力は、こぞって動き出します」(編成関係者)
そんな状況下、タレント生命の危機に直面しているのが、『雨上がり決死隊』の宮迫博之(49)。テレビ朝日は、宮迫がMCを務める『アメトーーク!』の放送継続を早々に発表したが…。
「スポンサーが撤退を打診しています。この動きは、他局にも波及するかもしれない。そうなれば宮迫は、民放からお呼びが掛からなくなります」(芸能事情通)
現在、宮迫の年収は2億円に上るという。
「テレ朝は今回の一件についてまだ正式なジャッジを出していないが、今後、改めて反社との交際が明るみになった場合、吉本に損害賠償を請求することもある。『アメトーーク!』だけで1本5000万円〜。テレ朝としてもスポンサーの手前、強気の態度を見せないといけないんです」(同)
闇営業をしていないという芸人を探すのは、むしろ難しいと言われる昨今。宮迫に続く大物芸人は果して誰なのか、要注目だ。