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サッカー 岡田ジャパンに時限爆弾

 岡田ジャパンに火薬庫。サッカーW杯アジア最終予選のウズベキスタン戦に日本代表が31日、東京・国立競技場で調整試合に臨み、ベルギー代表に4-0で大勝した。仮想ウズベキスタンを相手に快勝して盤石の態勢で敵地ウズベキスタンに乗り込むが、決して安心してはいられない。岡田ジャパンにはいつチームを破壊してもおかしくない火種が!!

 2010年W杯南アフリカ大会のアジア最終予選、ウズベキスタン戦(6月6日、タシケント)に向けて最後の強化試合に臨んだ岡田ジャパン。仮想ウズベキスタンのベルギーに絶好調のFW岡崎慎司の2試合連続ゴールなどで快勝した。
 新戦力の弱冠18歳の山田直輝や海外組の本田圭佑などが結果を残し、最高の調整試合となった27日のチリ戦同様、この日も4点を奪っての完封劇。W杯出場権獲得に向けて死角は見当たらない結果となったが、それでも岡田ジャパンは決して順風満帆とはいえない。某代表関係者によれば「2試合とも大差で勝って一見うまくいってるようですが、いつ表面化してもおかしくない問題は抱えています」という。

 チームが抱える問題とはいったい何か。前出関係者が続ける。「この前のチリ戦の代表初ゴールで勢いづいてる本田圭佑のことです。チリ戦のゴール後『シュートを打てばゴールの枠に行く能力が僕にはことをオランダで知った』ってカッコつけて言ってみたり、『僕には俊さんにないものがあると思う』って俊輔をライバル視する勘違い発言があったりと、いただけない。あのままだとソリが合わない選手が出てきてもおかしくないし、このさき彼のビッグマウスとKYぶりが物議を呼ぶこともあるでしょう」
 今季オランダ2部リーグで16ゴールを挙げ、岡田監督からその得点能力を評価されて今回召集された本田。この日は後半から“ライバル”のMF中村俊輔に代わって入ったが、思うように躍動できず。試合後に「代表はサイドに張ってたらボールがこない。孤立してた」と振り返ったように、完全にピッチで孤立してしまい、不完全燃焼に終わった。
 「後半に岡崎がゴールしたシーンでも、みんなが岡崎に駆け寄る中ひとり本田は輪の中に入らない。ああいう感じだから浮いてしまう。それに3連敗して予選敗退した北京五輪でも反町監督の指示をシカトし、大会後にそれを公言したことで造反だって話題になりましたけど、そういう部分でチームの輪を乱さないか心配。ただああいうアクが強い選手は時にチームの起爆剤にもなりますから貴重ですけどね」(前出関係者)
 W杯アジア最終予選の残り3戦のうち1勝すれば、日本を1998年から3大会連続で本戦出場に導くことになる岡田ジャパンだが、あくまで指揮官の掲げる目標は「W杯ベスト4」。世界で4強に入るためにも、まずは波乱なくW杯行きのチケットを手にすることを願うばかりだ。

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