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ハッシーの地方競馬セレクション(9/16)「第52回東京記念(SII)」(大井)

 後ろからは何にも来ない〜! 先週川崎競馬場でおこなわれた「第44回戸塚記念(SII)」。本命に推した劇団ひとりのように様々な舞台に挑戦するパーティメーカーは、スタートで出遅れるが追い込み馬だけに想定の範囲内。すぐに盛り返し中団よりやや後方の位置を取る。道中は内のポケットに入ってしまい動きたいところで動けない状況に。動けなかった分追い上げが遅れ、伸びを欠き9着。この結果を見ると、仕掛けどころで追い上げ切れなかったこともあるが、右回りの方が本来の力を発揮出来るタイプかもしれません。

 さて、今週は「第52回東京記念(SII)」が大井競馬場でおこなわれます。大井競馬場でおこなわれる競走の中では金盃についで2番目に長い競走です。長距離戦は馬だけではなく、騎手の駆け引きにも注目です。

 本命は長距離に絶対の自信を持つユーロビート。2400mを超えるレースでは中央時代を合わせて4戦3勝で、敗れた1戦は小回りが合わなかった笠松でのもの。昨年の当レースでは、後に交流重賞・浦和記念(JpnII)を勝ったサミットストーンを破って勝利しており、条件としては申し分ない舞台。本馬自身も前走で交流重賞・マーキュリーC(JpnIII)を勝利しており、状態に関しても絶好調。唯一の不安は59kgの負担重量だが、500kgを軽く超える馬格の持ち主だけにこなしてくれるでしょう。

 相手筆頭は、一昨年の当レース勝ち馬プレティオラスです。昨年は中央に3戦連続で挑戦したこともあるが、5戦して1度も掲示板に載ることなく敗れており、状態が本調子ではありませんでした。それでも無理をさせないローテーションを組んでいたため、今年は徐々に状態を上げていき立て直しに成功。前走は一昨年の当レースの時のような迫力が戻り、展開が向いたにしても2着馬に0秒6差をつける圧勝。好状態を維持出来ており、ここでも好勝負必至でしょう。

 ▲は、ムラはあるがハマれば一発が期待できるガンマーバースト。

 以下、カキツバタロイヤル、トーセンアレスまで。

◎(6)ユーロビート
○(2)プレティオラス
▲(12)ガンマーバースト
△(14)カキツバタロイヤル
△(11)トーセンアレス

買い目
【馬単BOX】6点
(2)(6)(12)
【3連複1頭軸流し】6点
(6)-(2)(11)(12)(14)
【3連単フォーメーション】12点
(6)→(2)(12)→(2)(11)(12)(14)
(2)(12)→(6)→(2)(11)(12)(14)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。

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