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牛丼店に奇妙な強盗 「カレーとカネ出せ!」

 大手牛丼チェーンの「すき家」東京・足立扇店(東京都足立区)に、ちょっと変わった強盗が入った。

 警視庁西新井署によると、4月21日午前3時20分頃、男が同店に侵入。男は女性店員にカッターナイフをちらつかせ、「カレーとカネを出せ」と脅迫。しかし、もう1人の男性店員が非常ベルを鳴らしたため、何も奪わずに逃走した。

 付近を警戒中だった同署員が現場から約300メートル離れた場所で男を発見し、任意同行を求めた。その後、店の防犯カメラに同一人物とみられる男が写っていたことで、とび職・狩野雄人容疑者(57=東京都足立区扇)を強盗未遂容疑で逮捕した。狩野容疑者の自宅アパートは同店から、約200メートルのところにあり、ご近所さんだった。

 所持金のなかった狩野容疑者は、調べに対し「身に覚えがない」と容疑を否認しているが、署員に「腹が減っているのか」と聞かれると、「腹減っているよ」と答えたという。

 「すき家」は10年頃から強盗事件が頻発し、警視庁の調査では昨年1〜9月に63件も発生。これは、全国の牛丼チェーン店での強盗事件の約9割にあたる。警視庁は同年10月に運営会社「ゼンショー」に防犯対策強化を要請。

 これを受け、「すき家」では深夜時間帯の1人態勢をやめ複数勤務に変更、緊急通報のためのペンダント状の小型ワイヤレス端末を店員に携帯させるなどの改善を図ったことが、今回の速やかな逮捕につながった。

 いくらカネがなくて腹が減っていても、強盗はいけません。
(蔵元英二)

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