山本が芸能界に復帰してから、早くも1年が経過しようとしているが、復帰後に出演した番組は、宮崎県の冠ラジオ番組『いよいよですよ。』、MBSラジオの『極楽とんぼオレたちちょこっとやってまーす!』、AbemaTVの『極楽とんぼKAKERUTV』など、ラジオ・インターネット番組が中心で、地上波テレビの登場は、先日の『めちゃイケ』がおよそ1年ぶりでもあった。
山本が復帰後、なかなか地上波のテレビに出られない理由は、10年前の淫行事件以外にも様々な事情があるという。一番有力とされているのが、業界からの「今の山本は芸人としておもしろくない」という厳しい声で、「非常に使いづらい芸人」なのだという。
吉本興業の芸人に詳しい記者はこう語る。
「山本さんは今、Amazonプライムビデオの番組『ドキュメンタル』および『戦闘車』の二番組に出演していますが、どちらも視聴者の評判がよくないのです。特に『ドキュメンタル』では、ろくに喋りもせず、面白いことも何もできず、ほとんど活躍できていませんでした。かつて、極楽とんぼにお世話になっていたスタッフも、山本さんの芸人としての使い道については『難しい』と頭を悩ましているそうです」(芸能記者)
もっとも、極楽とんぼ内での加藤浩次との「コンビ格差」については、山本が解雇される前から如実に表れていたという声もある。
「極楽とんぼのコンビ格差は、山本さんが吉本から解雇される約1年前、2005年くらいからはじまっていたという話があります。加藤さんは、30代後半には個人で『スッキリ!』(日本テレビ系)や『がっちりマンデー!!』(TBS系)の司会として活躍していましたが、山本さんは、コンビの仕事以外はほぼなく、芸人仲間と草野球ばかりの日々でした。なので、遅かれ早かれ山本さんが『芸人として使いづらい』というのは明らかになっていたでしょう」(前述の芸能記者)
満を持しての復帰だったが、今後の芸人生活はやはり「順風満帆」とはいかないようだ。