☆福島8R 3歳以上500万下(芝1200m)
マイペースで行ければ粘り強いコスモリープリング。休養前は善戦するものの勝ち切れず、特に3走前は、後にファルコンSを勝ち、NHKマイルCで2着となったインパルスヒーローの2着となっているだけにこのクラスでは力は上位。夏を越して馬体は成長しましたが、それでも前走はプラス30kgと太め残り。今回は一度叩かれた効果で絞れてくる上に、状態も格段にアップしています。逃げ馬不在で展開も向きそうで、ここは逃げ切りを期待します。対抗以下は拮抗したメンバー故に状態の良さで判断。その中でも一番目を引いたのがレヴァンタール。追い切りではキビキビした動きを見せており、明らかに前走以上のデキ。
◎(8)コスモリープリング
○(12)レヴァンタール
▲(15)メイショウライナー
△(10)ジーブラック
△(3)ステキトワイライト
△(13)オメガセニョリーナ
買い目
[馬単]5点
(8)→(12)(15)(10)(3)(13)
[3連複1頭軸流し]10点
(8)-(12)(15)(10)(3)(13)
[3連単]12点
(8)→(12)(15)(10)→(12)(15)(10)(3)(13)
☆東京10R オーロカップ(芝1400m)
距離短縮で花開くクラウンレガーロ。これまでのレースぶりを見る限り、スピード能力が高く、ストライドが伸びるタイプの馬ではないので距離は短い方が良いでしょう。転厩初戦となる今回ですが、本数は乗られており状態に関しては問題なし。2000mまで実績を残しているため、今回は過剰な人気になることはないでしょうから狙うなら今回。配当妙味アリです。相手筆頭はレオアクティブ。ハマった時の末脚はメンバー中1番。特に左回りでは堅実に脚が使え、重賞戦線でも惜しい競馬が続いています。今回はOP戦でメンバーがやや落ちるため好戦必死です。
◎(5)クラウンレガーロ
○(17)レオアクティブ
▲(15)インプレスウィナー
△(14)オセアニアボス
△(16)セイウンジャガーズ
△(12)ワイズリー
買い目
[馬単]6点
(5)→(17)(15)(14)(16)
(17)(15)→(5)
[3連複1頭軸流し]10点
(5)-(17)(15)(14)(16)(12)
[3連単]8点
(5)→(17)(15)→(17)(15)(14)(16)(12)
☆東京11R 武蔵野ステークス(GIII)(ダート1600m)
ダート路線の王道を突き進むベルシャザール。ダートに矛先を向けてから4戦2勝2着1回3着1回と複勝率100%を誇っており、特に左回りに関しては2戦2勝と最も得意とする条件。前走のブラジルCでは、勝負所で進路が開かないロスがありながらも、抜け出す時の脚が速く、ゴール前では抑える余裕がありました。日曜は雨予報で脚抜きの良い馬場になるようであれば、前が止まりにくい状態になり前目で勝負する本馬にはもってこいの条件になります。若干距離が短いような気がしますが、芝スタートということもあり、スピードについて行けないことはないでしょう。相手本線はナムラタイタン。一昨年の勝ち馬で、近走はGI戦線を歩んできたことや、斤量を背負わされることが多く結果が出ませんでしたが、休養をしっかり取ったことでリフレッシュし、帰休後はじっくりと乗り込んできただけに状態は休養前以上です。前目で競馬をする馬が少ないメンバー構成で展開も向くでしょう。
◎(6)ベルシャザール
○(1)ナムラタイタン
▲(16)ゴールスキー
△(2)イジゲン
△(3)アドマイヤロイヤル
△(10)アドマイヤサガス
好調教馬(10)(2)(1)
買い目
[馬単]8点
(6)⇔(1)(16)(2)(3)
[3連複1頭軸流し]10点
(6)-(1)(16)(2)(3)(10)
[3連単]12点
(6)→(1)(16)(2)→(1)(16)(2)(3)(10)
☆京都11R エリザベス女王杯(GI)(芝2200m)
女王に君臨するジェンティルドンナが不在となれば戦国の一戦。となれば鬼の居ぬ間にGI制覇を目論むのは世の常。条件馬までもがその座を狙い出走してきたが、過去10年条件馬が馬券圏内に来たのは、昨年3着に入ったピクシープリンセスのみと甘くない。そこで大舞台経験馬からとなるのだが、そうなれば鬼と激戦を繰り広げてきたヴィルシーナが負けられない。昨年も今年と同じく鬼の居ぬ間にGI制覇を目論んだが、秋華賞でピークに仕上げていたため、上がり目がなく2着に敗れました。が、今年はここに照準を合わせてのローテーションで、状態は昨年以上。前走は一度ハナに立って控えてと、チグハグな競馬になったにも関わらず、直線では一瞬良い脚を使い伸びましたが、残り200mあたりで失速。それでもチグハグな競馬だったことや、プラス16kgの馬体重だったことを考えると、一度使った効果も手伝って上がり目は相当なもの。鞍上の岩田騎手も2度目の騎乗で手の内に入れて来るでしょうから鬼に金棒です。相手筆頭は本命と甲乙つけがたかったメイショウマンボ。実績は言わずもがなオークス、秋華賞の2冠馬でともに完勝と、3歳牝馬では少し抜けた感がありますが、心配なのは状態面。追い切りを見る限りでは、秋華賞と遜色ない動きだったので杞憂に終わりそうですが、状態は秋華賞にピークを持っていったため、どこまで維持できているかがカギとなります。穴に推したいのはミッドサマーフェア。今年前半は良いとこなしの成績でしたが、休養明けから馬がぐんと良く なってきており、前走の府中牝馬Sでは、道中鞍上が2度も大きく手綱を引くロスがあり、直線でも残り200mあたりから進路がなくなりまともに追えないままゴールとスムーズさを欠きました。着順は10着でしたが、着差は勝ち馬から0秒3差と僅か。オークスではジェンティルドンナを抑え1番人気に推されていた逸材だけに、復調さえすれば一発があっても不思議ではありません。
◎(9)ヴィルシーナ
○(3)メイショウマンボ
▲(4)ミッドサマーフェア
△(1)オールザットジャズ
△(13)レインボーダリア
△(18)ラキシス
好調教馬(3)(1)(4)
買い目
[馬単]6点
(9)→(3)(4)(1)(13)
(3)→(9)(4)
[3連複2頭軸流し]4点
(9)(3)-(4)(1)(13)(18)
[3連単]12点
(9)→(3)(4)(1)→(3)(4)(1)(13)(18)
※出走表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙へ入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり3連単100万円越えもあり。予想スタイルは馬の適正、過去のレース内容、調教を重視。