大手音楽事務所所属のアノ歌姫A(仮称)に強烈な元ヤン疑惑だ。次々とタイアップ曲を発表し華やかな芸能生活の印象のあるAだが、かつての同級生の藍さん(仮名)はこんなことを言う。今でこそB系でキメているバイリンギャルという風情の藍さんだが、かつてAにはひどい目に遭っていたらしい。
「Aは地元でも超有名なヤンキーだったんです。私は中学時代Aとその取り巻きにいじめたおされてました。アノ子のせいで私の中学生活は何一ついいことがなく、めちゃめちゃにされた」
いじめによる苦痛と精神的疲弊は相当なものだったようだ。あまり多くは語らぬ彼女だが、こんなことも言った。
「彼女の元彼も同じ中学で同級生だったんですが、高1の時に集団の相手とひとりで喧嘩して亡くなったんです。地元ではマスコミで大きなニュースになりました」
残念至極、むごい話である。と同時に「元彼」「喧嘩」という定番ワードから、Aの正統派ヤンキーぶりがうかがわれた。
音楽界もヤンキー上等か。
ソニーミュージック関係者によると、「我々は全国の路上ライブ拠点に社員による特命スカウト業務を張り巡らせてるんです。うちのYUIしかり。音楽の才能が豊かなのはもちろん、目立つ子を逃すことはありません」
西の路上であぐらをかいてギターをかき鳴らし天下取りの布石をつくったYUIを、“親不孝通りの客まねき猫”とでも名づけるなら、中学時代から地元でライブ活動にあけくれていた東の元ヤン歌姫Aは、さしづめ“中●公園のセクシー虎”といったところだろう。
若者のたむろする夜の天神や北の中●公園を一人で歩くのは、男でもかなり怖い。そこでNo.1のヤンキー天使なら、Aはさぞかし目立ったはずだ。
そこで、木下、佐々木、Aでタイマンをはったら誰が強いか、歌舞伎町で10人の男女の不良にインタビューを敢行した。Aは、3票入った。それらしき雰囲気があるのだという。
そういえばテレビ番組で啖呵のきり方を演じたこともあるAのヤンキーぶりは、共演者にため口をきかれると急に口調と目つきが変わるユッキーナ嬢とも相通ずるモノホンっぷり。
芸能界は下克上の世界。Aの武器が抜群の歌唱力のみならず、迫力ある負けん気の強さなら、さらなる天下取りも期待されるかも。(ライター澤田瑛和)