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高橋みなみ卒業でど〜なるAKB48

 アイドルグループ、AKB48の高橋みなみが卒業することをAKB48劇場9周年特別記念公演で発表した。

 高橋は、メンバーやファンへ向け、「(卒業は)悲しいことではないということです。AKBは来年10周年、大切な1年です。私もこのグループに10年居れたということはとても嬉しいですし、10年で終わるようなグループではないと思っています。11年目に繋げてほしい。大丈夫だと思っています。なので、私なりに一生懸命、横山由依と残されたメンバーたちにバトンをつなげたいと思いますので、これからもどうぞAKB48グループの応援をよろしくお願いします」と、涙を流しながらも笑顔で、コメントした。

 高橋みなみは、第1期生としてAKB48に加入。AKB48グループの総合プロデューサーからは、「AKB48とは高橋みなみのことである」との最高の評価を得てグループの象徴であった。また、総監督して、いまや300人以上いるAKB48のメンバーをまとめあげてきた。そんな高橋が卒業を発表した。

 「そもそも、高橋の卒業発表は今年の夏に予定されていたという。ただ、5月にメンバーとスタッフが握手会で切りつけられる事件があったため、遅らせた」(週刊誌記者)

 これまで何人かの人気メンバーの卒業を経験しているAKB48だが、「AKB48とは高橋みなみのことである」と呼ばれる彼女の卒業の衝撃は大きい。また、第2回総選挙直前の取材で秋元康氏は、「高橋みなみがどこのポジションにいるかは大きい。つまり、高橋が下位の方にきてしまうと、プロデュースの方向性をもう一度考え直さないといけない。なぜなら、AKBを愛したり、好きになれば好きになるほど、高橋みなみの存在の大きさが分かるからです。キャプテンの彼女は、損な役回りをしてでも『AKBを盛り上げよう、メジャーにしよう』としてきた。それをちゃんと認めてくれるのが、AKB全体が好きなファン」と答えている。

 「リーダーの高橋みなみと絶対的エースと呼ばれた前田敦子は、AKB48の王、長嶋であった。その二人はこれでグループからいなくなる」(同)

 絶対的な二人がいなくなるAKB48は「永遠に不滅」となるのか。これまで「次世代」「新世代」と「世代交代」の必要性を求められてきたAKBだが、高橋みなみの卒業で、AKB48自体に大きな変化が必要となるのは確かなことだろう。

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