問題となっているのは、プレスセンター店のツイッターが4日に発信したツイート。その中では、3日発売された雑誌『東京人』(都市出版株式会社)11月号が取り上げられており、「女子旅ばかり意識して、つまらない台北特集ばかりだったが、『東京人』が2014年『東京人的台湾散歩』で、日本統治時代の建築に続き、今回はY字路、暗渠、リノベーションと興味深い特集を組んでくれました」と、地形・建築・歴史にフォーカスを当てた同誌の台湾特集を絶賛していた。
しかし、“女子旅”特集について「つまらない」と断罪したこのツイートに、ツイッター上からは「公式ツイッターが女子旅をなぜ貶める?」「女子旅を楽しみに雑誌を買う人に失礼」「興味のない人がつまらないと感じるのは自然なこととは思いますが、あえて店舗アカで表明する意図をはかりかねます」といった批判が殺到する事態に。その後、公式ツイッターは8日になり、「不適切なツイートを行ってしまい、申し訳ありません」と謝罪。「当該のツイートについては本日閉店をもって削除させていただきます」とツイート削除をし、「スタッフ一同、再発防止に努めます」と今後の対策についてもつづっていた。
とはいえ、ツイートの内容に触れずに削除したことで、このツイートに対しても「『女子旅を馬鹿にしたから怒られた』という認識であれば侘びても意味にない」「何がどう不適切だと思ったのかきちんと説明してください」「どうやって再犯防止するんですか?」という抗議の声が集まっている。
「一方では、ツイートの意図について『文化的なものはなく、タピオカとか女子旅一辺倒ってところにつまらなさを感じるのは割と普通の感覚』『女子受けばっか意識してたから変わり映えしなかったってことでしょ?叩くこと?』という擁護や疑問の声もありましたが、いずれにせよ、公式ツイッターのツイートとして相応しくなかったのは確かでしょう」(芸能ライター)
『東京人』にとっては、とんだとばっちりとなってしまったようだ――。
記事内の引用について
ジュンク堂書店プレスセンター店公式ツイッターより
https://twitter.com/presscenterten