「#KuToo」は今年1月、グラビアアイドルの石川優実によって提唱され、話題となったもの。6月には職場でハイヒールの着用を禁止するよう求める要望書を石川が中心になって厚生労働省に提出し、これが認められるなどしていた。
そんな中、出版社・現代書館は1日、公式ツイッターを更新し、「職場でのパンプス・ヒール着用義務付けの反対運動を先導してきた石川優実さんによる『#KuToo――靴から考える本気のフェミニズム』」と、「#KuToo」に関する書籍を出版することを発表。表紙には石川と、後ろ向きの男性が映っており、石川はフラットシューズ、男性はハイヒールを着用。「出来たばかりのカバーをご紹介!石川さんの背後にいる男性の足元にご注目ください」とつづられていた。
このツイートに対し、ツイッターユーザーからは「自分の嫌だと思うことを男性に強要するんだ」「『辛いヒールから女性を解放しよう』から『ヒールを男に履かせて辛い目に合わせよう』になってる」「ここで男女共スニーカーで良いよね!にならないんだ」といった苦言が殺到。一方では「嫌っていうことを男性が認識する必要がある」「これは風刺画でしょ。逆にしたのがこのまま今の日本社会になってる」という擁護も寄せられていた。
これらの苦言に対し、石川は3日に自身のツイッターを更新し、「皆さん知ってました?ここに付いてるクソリプ、AIじゃないんですよ。現実世界で生活している人が(ほぼ匿名で)ぽちぽち打ってるんですよ。ぞぞぞ」と、苦言を「クソリプ」呼ばわり。これに対し、ツイッターからは、「見た人の感想だろ。そりゃあ批判も非難も賛美も善し悪し集まるでしょ」「賛否両論あって当たり前なのに自分への反対意見はクソリプと言い切るんだ」などの呆れ声が集まっている。
あまりに攻撃的な石川の態度に、困惑の声も多く聞かれてしまっていた。
記事内の引用について
石川優実公式ツイッターより https://twitter.com/ishikawa_yumi