−−まずは、Wコースで行った最終追い切り(6F86秒3→70秒0→54秒5→40秒1→12秒4=G追う)から振り返ってください。どこに主眼を置きましたか?
武士沢騎手「先週、出色のタイム(Wコース、6F78秒7)が出ているので、今週は終い重点にやりました。先週は内にササッて乗りづらかったけど、リングハミにかえた効果でササる面も解消されて、乗りやすかったです。レースにはいい状態で臨めます」
−−東京の三四という条件については?
武士沢騎手「右回りは内にササる癖があるので、乗り難しい。その点、左回りの方が断然スムーズ。何より、人馬とも余計な神経を使わなくていいですからね。直線の長いコースと左回りはアドバンテージになります」
−−長所と課題は?
武士沢騎手「長所はまじめで一生懸命走るところですね。でも、それはもろ刃の剣で折り合いを欠く危険性もあるということです」
−−相手関係を分析してください。
武士沢騎手「相手うんぬんより、自分との戦いになると思います。折り合いさえつけば、終いの瞬発力はどの馬にも負けない自信があります」
−−馬場についてはどうですか?
武士沢騎手「切れ味が身上なので、道悪はマイナス材料。悔いの残らないように、ぜひ、良馬場でやりたい」
−−理想体重は?
武士沢騎手「三四を走るので、細く見えるぐらい絞れていた方がいいですね」
−−最後に意気込みをお願いします。
武士沢騎手「勝敗のカギは折り合いひとつ。馬とケンカさえしなければ、結果はついてくると信じています。応援してください」