加護はモーニング娘。で、華々しく芸能界デビューを果たし、瞬く間にスターへのし上がって行った。しかし、写真週刊誌に未成年時の喫煙シーンをスクープされ、人生が大きく狂い始めた。所属事務所から謹慎を命じられ、芸能界を休業。その謹慎中に再び喫煙が発覚し、さらに男性との温泉お泊り旅行も明らかになった。さらには、映画で共演した俳優と不倫をし、その妻から慰謝料を請求される事もあった。
そんな彼女が結婚したのは2011年12月。できちゃった婚で、翌年の6月には長女が誕生している。だが、結婚前の11年9月には、夫が恐喝未遂で逮捕され、加護は自殺未遂を起こしている。ジャズミュージシャンとして芸能界復帰を果たし、歌手として再起を目指していたところだったが、加護は休業に追い込まれた。
だが、加護は芸能界へ戻ることを諦めなかった。彼女は、オーディションで新人2人を選び、3人で新ユニット『Girls Beat!!』を結成し、再々デビューを試みる。そして、まさにデビュー寸前のときに、またまた夫が逮捕される。この逮捕がきっかけとなり、加護に離婚問題が持ち上がった。
そして、今年5月12日に加護と夫の別居生活の中で、加護に対する夫の暴力が飛び出した。加護は警察に全治10日間の被害届けを提出。夫は6月9日にまたしても逮捕された。だが、この夫の逮捕が加護にとっての転機になった。
「加護が被害届けを取り下げる事で、夫は不起訴となり、釈放されました。それを条件に、夫は離婚に応じたようです。2歳になる娘の養育費など、月に150万円を払う事が決まったそうで、夫も月に一度、娘に会えることが認められたそうです。細部が決まれば、今週末には離婚届が提出されるでしょう」(プロダクション関係者)
離婚が成立すれば、加護の芸能界復帰も考えられる。問題は、加護のことを責任を持ってプロデュースしてくれる事務所が現れるかどうかだ。ほとんどが自分で蒔いた種とはいえ、数々のスキャンダルにまみれてきた彼女だが、その都度、道を切り開いてきた。今度も乗り越えられることができるか。