降板内定に挙がったのはまず、火曜日キャスターの桐谷美玲。さらに月1回レギュラーのピースの又吉直樹と、不定期キャスターの板谷由夏。加えて、月曜日から木曜日までのスポーツキャスターを務める局アナのラルフ鈴木の4人だ。
「桐谷については、もともと本人が三浦翔平と結婚するために活動を休止したいと所属事務所に申し入れていた。これに反対されたことから移籍話まで浮上したため、事務所は女優業の自粛を認めたが、キャスター降板は譲らなかった。しかし、有働が就任することで日テレ側の事情が変わったんです」(日テレ関係者)
現在『ZERO』のキャスターを務める村尾信尚氏のギャラは1本60万円と言われるが、日テレは有働に120万円のギャラを提示したという。
「制作費は変らないため、村尾氏との差額をどこで埋めるかという話になる。櫻井と桐谷の1回のギャラは50万円とみられ、ジャニーズ事務所との関係を考えれば櫻井は切れない。結果、桐谷を外すことになったようです。事務所としては“番組の都合上”と言われれば納得するしかありません」(番組制作関係者)
又吉と板谷は、NHKを退局してジャーナリスト志向が強くなった有働への配慮が影響しているという。
「又吉は芥川賞作家ということで起用されたが、すでに受賞から3年が経って目立った話題もない。もはや賞味期限切れということで、降板対象になったのだと思います。板谷もそうですが、いずれにせよ芸能色を薄める意味合いがある」(情報番組関係者)
では、局アナのラルフ鈴木はなぜか。
「ラルフには、NEWSの手越祐也が起こした未成年者との飲酒騒動の場に居合わせたという疑惑がある。ジャニーズ事務所では同様の問題を起こした小山慶一郎の活動を一時自粛させたのに、“ラルフが処分されないのはおかしい”との声まで出ていましたからね。そもそも、以前からラルフの派手な私生活は問題視されていた。日テレ内部からも“危なっかしい局アナは排除すべき”との意見が出ていたんです」(前出・制作関係者)
有働新体制は『ZERO』ベースで見直される。