ハイスクール時代にドロシー役をいじめっ子に奪われたというガガ、このプレゼントに大感激で、当時からの大きな激動を身にしみて感じると話した。
「この靴と、私に深い関係があることを知っている人は、ほとんどいないと思うわ」「すごくドロシー役がやりたかったの、忘れもしないわ。私は8年生で、相手は先輩だったの。私の方が役に絶対に向いていたのに、ダメだったわ。ロッカールームで彼女が着替えながら話しかけてきたことを覚えているわ。私はコーラスの一員で、最悪な役柄だったの」「彼女はステージで転ばないように、ってコカコーラを靴にかけていたものよ。彼女は、コーラを靴に振りかけながら、私を見て『転ばないようにしているのよ』って言ったわ」「その頃の私と世界中のいじめられっ子を代表して、今この赤い靴は私のモノよ」
親しい友人と家族だけでロサンゼルス内で誕生日を祝ったガガ、ステープルズ・センターでコンサートを開催し、この思い出深い誕生日プレゼントのエピソードをファンに語った。
「今日、自分がドロシーだと感じなくて、コーラスの一員だったり、カカシだったり、もしかしたら、ブリキの木こりや魔法使いに感じるかもね。でも、現実世界では物事を変えるチャンスがあるということを知ってほしいの。いつか誰かがあなたに赤い靴をくれるかもしれないから」