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打ち切り寸前だった! 三遊亭円楽の「笑点」クーデター失敗舞台裏(1)

 「ここだけの話、一時は話がまとまらず惜しまれながらも番組を打ち切り、新たに『笑点』に取って代わるような演芸番組を立ち上げざるを得ないところまで日本テレビは追い込まれていました。それが皮肉にもあのスキャンダルに救われるとは…。座布団3枚どころの話ではありません」(日本テレビ関係者)
 人気長寿番組『笑点』を巡って、日テレを救ったという詳細は後に譲るとして、今年で50周年の節目を迎えた同番組に一体何が起きていたのか。

 10年間にわたって司会を務めてきた落語家の桂歌丸(79)が春風亭昇太(56)に6代目司会の座を禅譲した『笑点』。昇太のポジションには新たに林家三平(45)が加わったばかりか、今年の『24時間テレビ』のチャリティーマラソン走者に、林家たい平(51)が抜擢されるなど、まさにめでたい話の連続だった。
 「一連の動きの中で昇太司会昇格は今年2月に決定。番組サイドは出演者らに了解を得たとしているが、三遊亭円楽(66)を始めるとする円楽一門会のメンバーはかなり怒っていましたよ」(番組関係者)

 円楽サイドが昇太の司会昇格に素直に納得できなかった理由には、根深いものがあった。
 「昇太の司会昇格人事に、誰よりも積極的に動いたのが歌丸だと聞き、絶句したそうです。実は、歌丸の先代で笑点4代目司会だった5代目三遊亭圓楽は歌丸に司会を禅譲する際、『次は楽太郎(6代目円楽)を司会にしてほしい』という取り決めがあったといわれているんです。結果的に、その約束を反故にされたわけです」(事情通)

 もっとも、『笑点』の昇太司会だけなら、まだ円楽も納得のしようがあった。その後の話し合いで条件付きとしながらも、渋々円楽サイドは飲んだからだ。
 「メンバーの中で一番年齢が若い(歌丸引退当時)昇太が司会になっても腕が問われる。番組の視聴率や評判など色々なプレッシャーを受けて、いずれは自分から放り出すと円楽は深読みしたようです。あの歌丸から新司会が昇太と紹介された時に、思わず円楽が『ワンポイントリリーフだから』と言ってしまったのは本音ですよ」(制作事情通)

 当の円楽が徹底してこだわったのが、昇太が司会に上がったことで空席となる新メンバーのポジションだった。先代圓楽から円楽一門会の隆盛を託された彼にとって、同じ一門会から大喜利メンバーを送り出すことは悲願中の悲願。ところが、いざフタを開けてみれば、ちゃっかり後釜に収まったのは三平だった。
 「いつも斜に構え、滅多に怒らないあの円楽が顔を真っ赤にして激怒していた。司会を昇太に譲ったことで、次の大喜利メンバーが輩出されるのは一門会からだと信じ込んでいたようです。まんまと計られたわけです」(落語関係者)

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