女性にはムダ毛は一本も生えていて欲しくないという男性もいると思いますが、その希望に応えるためにも、ムダ毛処理をいかに「早く・簡単・綺麗」にするかが女性にとって毎年の課題なのです。
しかし、面倒くさがりな女性の中には“男性から見られなければいいだろう”と考える人もいます。それは、常に男性からの視線を意識しなければならないホステスでも同じです。
私が以前勤務していたお店の姉妹店舗のママは、超がついてしまうほどの面倒くさがり屋でした。出勤時に洋服の下にドレスを着てきてお店での着替え時間を短縮させたり、ハンカチは持たず、ドレスや洋服で拭いてしまったりしてお客様からも“ママらしくないママ”として愛されていました。
そんなママの大嫌いな事の一つがムダ毛処理でした。
ホステスのドレスは年中ノースリーブですし、背中や脚を魅せるセクシーなドレスも着なければなりません。
セクシーなドレスの隙間からムダ毛が見えてしまったら、お客様の気分を萎えさせてしまうので、どんなに面倒くさがりなホステスでもムダ毛処理は欠かさないものだと思っていました。
しかし、この“ママらしくないママ”は違ったのです。
お客様がお帰りになりホステスしかいなくなった時、ママが急にドレスの裾を上げて「今日あっついわね」とドレスの裾をパタパタとさせました。
その隙間から、見えたのはなんとすね毛!
「ママ、すね毛処理してないでしょ」と尋ねると、「だって今日はロングドレスだし、隠れるんだからいいじゃない」との返事。
しかしそのすね毛の長さが、一日二日で伸びたような長さではなかったので、さては数日間伸ばしっぱなしだなとわかりました。
その話を行きつけのバーで話していると「私も同じよ、私はずっと着物だしわからないから」と、話を聞いていた違うお店のママが口を挟みました。
意外とこういうホステスは多いのかもしれません。
もしも今夜、ホステスの元へ飲みに出掛ける御用があれば「足フェチだから足見せて」と言ってみてはいただけませんか?
もしかしたら、あなたのお気に入りのホステスもすね毛だけ生えた面倒くさがりなホステスかもしれません。
ライター:西田ひより
1986年生まれ 愛知県在住
元キャバクラ嬢の経験を生かした恋愛テクニックが得意
http://ameblo.jp/rei-takeuchi/