なにせキャバ嬢は「恋心のプロ」。手が届きそうで届かない、でも諦めるには惜しい高値の花を演じるのがシゴト。そんな彼女達と一線越えのアフタータイムをゲットするのは並み大抵の努力じゃ…と、思いきや、嬢のガードをくぐり抜けて文字通り懐に飛び込んでくるのは、「必死じゃないタイプ」なのだとか。
「定期的に来て、そこそこでいいから、気持良くお金を使って飲んでくれる方に余裕を感じますね。お客が少なくて焦ってる夜に、メール一本で駆け付けてくれて、恩着せがましいことも言わなかった方とは、思わず一線越えちゃったこと、ありますよ」とは、大宮某店のベテランS嬢。
また、中野某店のN嬢は「アフターさえできれば…みたいなお客さんは、ハッキリ言ってアフター要員止まりですね。でも上手に席を盛り上げてくれて、サラッと『帰ろうかな』なんて言われると、こっちから誘いたくなっちゃう!?」。
などなど、キャフーの取材の中で耳にした意見はいずれも「お金を使えばモテる」「アフター=H」といった男の固定観念を覆すものだった。誰もが不安を抱え、先が見えない今の世の中、キャバ嬢の心を掴むポイントはズバリ「安定感と余裕」らしい。
肉食女子が草食男子を追い掛けるのは自然の摂理。そしてキャバ嬢とはいわば究極の肉食女子だ。来年の干支は猛獣のトラだが、ここはひとつ、淡白でジェントルメンな草食男子を演じて、キャバ嬢の心の隙間に入り込んでみては?
*写真は本文とは関係ありません
【記事提供】キャフー http://www.kyahoo.jp/