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ラジオ、テレビで大躍進の安住伸一郎アナ フリー転身を留まらせた恩師のひと言

 '13年2月度の個人聴取率調査がまとまった。なんとTBSラジオが70期、11年8カ月間連続首位を達成した。
 上位の番組は次の通りTBSラジオばかり。(1)『土曜ワイドラジオTOKYO』=TBSラジオ、(2)『安住伸一郎の日曜天国』=同、(3)『大沢悠里のゆうゆうワイド』=同、(4)『昼もゆうゆう120』=同、(5)『大竹まことのゴールデンラジオ』=文化放送、(6)『森本毅郎スタンバイ!』=TBSラジオ、(7)『爆笑問題の日曜サンデー』=同、(8)『久米宏ラジオなんですけど』=同、(9)『ラジオあさいちばん』=NHK第一、(10)『テレフォン人生相談』=ニッポン放送。10本中7本も入っている。

 ここで注目されるのが安住の躍進だ。
 「前回の調査で安住の『日曜天国』は3位だったが、ワンランクアップと着実に伸ばしている。他に、安住の番組はTBSテレビの『ぴったんこカンカン』が14〜15%、『情報7DAYSニュースキャスター』が12〜13%など全4本が上向き。向かうところ敵なしです」(放送業界関係者)

 '08年4月に『アナウンス室主事』に昇格し、すでに5年が経過した。現在39歳。これだけの視聴率、聴取率をとっていながら昇格の声は聞かれない。
 「安住の年収は推定1500万円といわれています。フリーになれば、10倍は稼げるでしょうね。果たして、今の立場に満足しているかどうか」(芸能リポーター)

 当然ながら、安住をスカウトしたい芸能プロは少なくない。
 「ひと昔前は、羽鳥慎一、宅間孝行、立花胡桃、ハリー杉山らが所属し、宮根誠司が仕切る『テイクオフ』が濃厚といわれていた。だが、現時点で安住に独立する気はあまりないようです。明治大学時代の恩師である齋藤孝教授に相談したところ、君はTBSで出世の階段を昇った方がいいと諭されたようで、考えを変えたようです」(TBS関係者)

 最近、その齋藤教授と“共演”する『情報7DAYS』が終わってから、2人が揃って姿を消すことが多いという。
 安住がさまざまな相談をもちかけているともっぱらだが、TBSのエース・アナは何を選択するのか。
(編集長・黒川誠一)

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