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映画『海賊とよばれた男』失速で岡田准一 宮崎あおいとの夫婦(めおと)が遠のく“永遠の0”

 「永遠の0」に続く2匹目のドジョウを狙ったものだろうが、その願いはもろくも崩れ落ちた。V6の岡田准一(36)の主演映画『海賊とよばれた男』の予想外の不振で、新年早々“電撃入籍”が注目されていた岡田と女優の宮崎あおい(31)の結婚が再び暗礁に乗り上げているという。

 岡田と宮崎は、2008年に公開された映画『陰日向に咲く』で共演後“不倫”の関係に発展した。
 「当時、宮崎は俳優の高岡奏輔と結婚していましたからね。“不倫温泉旅行”がばれて、岡田はその責任を取り一度は芸能界引退を覚悟した。しかしその後、離婚が成立したために事なきを得たんです。ただ、岡田としては汚名を払拭して宮崎と結婚するために、俳優として成功を収めなければならない。ところが、前作に次いで『海賊とよばれた男』も惨敗が予想されている。結婚は難しいと思います」(芸能記者)

 ジャニタレの中で最も演技力が高いと評判の岡田が主演した映画は、それまでヒットを連発してきたが、昨年3月に公開された『エヴェレスト 神々の山嶺』が不調に終わった。
 「続く『海賊とよばれた男』は、'13年に公開され累計興行収入86億円を超えた大ヒット作『永遠の0』の百田尚樹氏の原作。その時と同じ山崎貴監督、岡田主演というコンビによる作品だっただけに、最低でも50億円の興収が見込まれていたんです」(劇場関係者)

 ところが、公開2日間の観客動員数は24000人。興行収入は2億8000万円と『永遠の0』の半分。映画興行成績ランキングも、初登場4位にとどまった。
 「公開2週目はアニメ映画『妖怪ウォッチ』に抜かれて5位。3週目には同じジャニーズ事務所の後輩の生田斗真主演の『土竜の唄 香港狂騒曲』にも抜かれ8位に転落。このままでは50億円に届かずに終わりそうです」(同)

 観客動員数が伸び悩んでいるのはなぜか。ネット上のレビューでは「2時間半の映画にするには無理がある」「2部構成にすべきだった」といった内容が多く書き込まれているが、映画ライターはこう言う。
 「そもそも百田氏の作品は見たくないという“百田アレルギー”が加速しているのではないか。故・やしきたかじんさんと妻の愛情を綴った『殉愛』でのねつ造疑惑もありましたからね」

 ともあれ、どのような状況でも成績を残さなければならない岡田は、『海賊とよばれた男』の尻上がりを期待しているに違いない。岡田としては主演映画をヒットさせて、不倫の汚名返上=宮崎と夫婦(めおと)になる目論見だったが、その希望は“永遠の0”に近い悲しい結果となりそうだ。

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