番組では「録画したスポーツ中継は、家に帰るまで結果を知らない状態で見るのが好きなのに、ネットのトップページやSNSで結果が飛びこんでくる度、楽しみを奪われた気持ちになる」という投稿が寄せられた。
有吉は「聞きたくないんなら、耳は音楽聞いて携帯はもう見ないで、(目をつぶって手を後ろに組んだ状態で)電車に乗ってりゃいいし」「で、家まで走って帰ればいいんだから。自分が隙だらけじゃないかっていう」とネタバレされたくないのであれば、それなりの対応をすることを提案。
さらに、有吉は「芸人でもさ、『M-1の結果、楽しみにしてたのに!なんで言うんですか!』みたいな。リアルタイムで見ないのお前?」「何ドキドキしながら見てんだよ、同業者が」とネタバレを嫌う芸人への苛立ちも口にした。
だが、有吉の勢いはこれだけでは止まらない。
「ツイッターとかでも『相撲の結果書くな』とか『野球の結果書くな』、『サッカーの結果書くな』って、お前見るなツイッター」と、ネタバレを嫌がるくせにSNSを見てしまう人達を清々しい正論で切り捨てた。番組を見ていたツイッターユーザーからは「結果を知りたくないなら見なきゃいいのに、自分から開いておいて何言ってるんだろう」「ネタバレ嫌ならTwitter見るな。同感です」「そう!ネタバレ嫌だったらSNSは見るな」などなど、有吉に共感する声が多く寄せられている。
しかし、「ネタバレされたくなきゃSNSを見るな」と言ってしまえば、それまでだが、現在、隙あらば無意識的のうちにスマホを触ってしまう人は多い。この現代病とも言えそうなこの症状を、個人の意思でコントロールするのは難しいように思える。時間指定でネットやSNS上を規制するサービスなどが、今後必要になってくるのだろうか。