「厳しい言い方をするようだが、もはや元SMAPという肩書きだけで食べていけるほど、芸能界は甘くない。まして、SMAPの最後はあまりにヒドかった。利害関係で揉めに揉め、木村vs他メンバーという骨肉の争いでケツをまくる。これはファンに対する見事な裏切りです。当然、各メンバーはこのツケを大きな代償で支払わなければなりません。10年後、芸能界で誰が生き残っているのか非常に興味深いですね」(芸能記者)
そんな中、注目を集めているのが、勝ち組として名前が挙がる木村と中居だ。
「木村はジャニーズの庇護がある。中居はバラエティー番組との結びつきが強く、各局にパイプがある。SMAPの看板なしでも、やっていけるという声があります。だが、実際は違う。正直、2人とも微妙と言わざるを得ない」(芸能界関係者)
まず、木村の負け組論を声高に唱えるのが、民放キー局で数々のヒットドラマを手掛けるやり手のプロデューサーだ。
「木村がダメなのは、今回のSMAP解散で見事にミソをつけてしまった事。今や好感度がダダ落ちなのは周知の通り。皮肉にもSMAPファンの怨みを一身に背負い込むことになってしまったんです。1月15日から始まるドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』も初回こそ注目されるだろうが、その後は急落するというのが業界関係者の一致した読み。ジャニーズがフォローしても民意には逆らえないでしょうね」
加えて中居も、
「彼は焦りすぎ。ジャニーズにまだいるのに個人事務所設立に動くなど、早くから独立をニオわせたことが大きなマイナスになってしまった。バラエティーで多くのレギュラーを持つうちに天狗になってしまったようです。起用したいテレビ局も、大人の事情から、最終的に見送ることになるでしょう」(キー局関係者)
2人がSMAPの冠を手放したことで失った経済的損失だが…。
「CM、肖像権、グッズなどもろもろ含め、年収ベースで中居が3億円、木村は2億円をパーにした計算。貯金額が10億円といわれる中居にとっては痛くもかゆくもないだろうが、数年もあればジワリジワリと効いてくる。一方の木村は、家族で海外移住を検討していて、仕事があるときだけ日本に帰ってくるパターンを選択すると言われている。貯金額5億円を切り崩して生活していく予定らしい」(芸能プロ関係者)
果たして、木村と中居に和解の日は訪れるのか!?