メインターゲットとされるのが、20代女性以上の「普段は仕事で忙しいが、自宅では本格的な料理やヘルスケアを楽しみたい」という層。そこで、パナソニックが用意したカテゴリーは「Panasonic Cooking」「Panasonic Beauty」「Panasonic ヘルスケア」の3つ。まず「Panasonic Cooking」で紹介されたのは、独自のインバーターモーターを搭載したホームベーカリー(SD-BMT1000、9月20日発売予定)。何がスゴイかというと、時短メニューでナント60分で自家製パンが焼き上がるという点(業界最短時間)。普通なら全行程3、4時間かかることを考えると、前日の夜から仕込むという作業も必要なくなるだろう。モーターの回転速度を自在に調節できる「達人ねり」を実現したことで、マーブルパンなど従来作ることが難しかったパンも簡単につくることができるように。2斤タイプ(SD-BMT2000)ではもち1升をつくことも可能!
豆挽きからドリップ、ミル洗浄まで全自動のコーヒーメーカー(NC-A56、10月20日発売予定)は、豆を挽き分けるフィルターを2種類新搭載し、多様なコーヒーの楽しみ方が出来る。ほかには、チャイルドロック機能などを強化して、安全性を高めたハンドブレンダー(MX-S300、MX-S100、10月20日発売予定)も調理には欠かせないアイテムとなりそうだ。
「Panasonic Beauty」も見逃せない。9月1日に発売されたばかりの、「ナノイー」と「ミネラルマイナスイオン」のダブルケアで髪にやさしいヘアードライヤー「ナノケア」(EH-NA96)には、コンパクトタイプ(EH-NA26)や、海外で使えるタイプ(EH-NA56)も。また、発売するごとにコンパクト化を実現しているスチーマー「ナノケア」(EH-SA95)や「ローラー式美容器 温感エステローラー」は女性へのプレゼントでも喜ばれそうだ。
「エステは女性ばかりのモノではない」と辺りを見回すと、あった!男性にも使えるモノが。「頭皮エステ」は、シャンプーしながらヘッドスパ体験ができるスグレモノ。夏の紫外線や太陽光で疲れた頭皮のリフレッシュにもってこいで、サロンタッチタイプ(EH-HE96)と皮脂洗浄タイプ(EH-HM76)の2アイテムが用意されている。また、「目もとエステ」には、温感スチームとリズムタッチで疲れた目元をマッサージしてくれるビューティータイプ(EH-SW53)。そしてアイホールにしっかりと集中スチームをあててくれるリフレタイプ(EH-SW30)が。寝る前10分ほどの装用で、次の日にはスッキリとした目元になれそう。
最後は、「Panasonic ヘルスケア」。こちらも1日の発売以来、問い合わせが殺到しているというエアーマッサージャー「レッグリフレ」を体験。足先までおおうブーツタイプ(EW-NA84)は、温感と足裏やツボ部分に突起を内蔵したマッサージ器。「プロのマッサージ師の手の動きをエアバックで再現することにこだわった」と製品開発担当者が話すとおり、「しぼり上げ」マッサージボタンを押すと、足先から固定されたかかと、ふくらはぎまでじんわりと、そして「痛い!」と感じる寸前までの締め付けが“押し上げて”くるのだ。約10分の施術時間後、器具をはずすと、両足がひとまわり小さくなった感じ。はいた靴がワンサイズ大きく感じられたほど。すでに累計85万台を売り上げているという足下おうちリフレ市場に新たな快感商品が生まれたといっていいだろう。外回りが多い営業職の体験者からは「ウチの会社にも1台欲しい」という声も聞かれた。足先のない、コンパクトさ重視のタイプ(EW-NA34)も同時発売。
以上の新製品は、この秋からクリスマス商戦に向けて人気上昇しそうなアイテムばかり。価格も手頃(最高でスチーマーが4万円)で、彼女や奥さんへのプレゼントとしても喜ばれること確実だ。でも、そのうち自分が使ってるなんてことになるのでは!? そんなスグレモノ家電ばかりだった。